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秋野暢子、検査結果は「オールOKでした」と報告 食道がん寛解後の現在と次回検査

秋野暢子、検査結果は「オールOKでした」と報告 食道がん寛解後の現在と次回検査

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女優の秋野暢子(69)が10月7日、自身のブログとインスタグラムを更新し、9月30日に受けた定期検査の結果を「オールOKでした」と報告した。再発も転移もなく、血液検査の数値にも問題はなかったという。2022年にステージ3の食道がんが見つかり、2023年4月に寛解を報告してから約3年半。次の検査は半年後としている。

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「再発も転移も無く」10月7日の報告

秋野がブログに結果をつづったのは10月7日の昼過ぎだった。「おかげ様で検査結果はオールOKでした」と書き出し、「再発も転移も無く、血液検査もLOもHIも無く、問題有りません。良かったです。感謝」と続けた。ブログ本文では「OK」の部分を絵文字で表している。

LOとHIは、血液検査の数値が基準より低い、または高いことを示す表示だ。そのどちらも付かなかった、つまり血液の項目もすべて基準の範囲に収まったことを、秋野は短い言葉で伝えた。

検査を受けたのは1週間前の9月30日。当日朝のブログでは「今日は半年に1回の検査の日です」と明かし、血液検査、内視鏡、造影剤CT、頭頸部検査と、1日がかりの予定を並べていた。「罹患からの5年目に入った今月。私の鬼退治はどのような経過でしょうか?」。この問いに、自ら答えを出した1週間後の報告となった。

検査を終えた30日の夜には、医師の見立てをブログで伝えていた。「結果は1週間後ですが先生方の初見では大丈夫だろうという感じです」とつづり、「まぁ~一安心かな?」と胸をなで下ろしていた。朝ごはんを抜いて臨んだ検査の日、孫から励まされて病院へ向かったことも明かしている。

2022年7月の公表から寛解まで

病気が分かったのは2022年6月だった。のどに違和感を覚え、6月20日に病院を受診したところ、がんが判明する。所属事務所は7月4日、頸部食道がんの重複がんで治療に専念するため活動を休止すると発表した。重複がんは、転移ではなく複数の場所に同時にがんができている状態を指す。

公表の日、秋野はブログに「今日からガンという鬼との闘いが始まります。絶対に鬼退治してやる!」と書き込んだ。がんを「鬼」に見立て、治療を「鬼退治」と呼ぶ言い回しは、この日から今も変わらない。手術ではなく化学放射線療法と抗がん剤治療を選び、治療の経過をブログで細かく発信し続けた。退院したのは2022年9月8日だった。

2023年3月17日には、内視鏡手術を受けた入院から退院したことを報告している。前年6月に見つかった重複がんは、内視鏡で取ったものを含めると7個あったと明かし、「今日から名実ともにがんサバイバーになりました」とつづった。

節目は翌月に来る。2023年4月24日、最終検査となるPET/CTの結果を受け、ブログに「鬼退治終了しました」と投稿した。7個のがんがきれいに消え、医師からは「今、秋野さんの体の中にはがん細胞はありません、転移も再発もしてません」と告げられたという。

秋野は4月27日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、寛解したと話した。放送後、寛解と言ってよいのかという質問が寄せられ、29日のブログで意味を説明している。「つまり、寛解は完治ではありません」。定期的な検査で寛解の状態を保つことが最終的に完治につながると書き、「油断禁物です」と自らを戒めた。

寛解後も続く「小鬼」との向き合い方

寛解の後も、病院通いは終わらなかった。2023年8月には内視鏡の手術を受けるために再び入院し、21日に退院している。

2024年3月の検査では、新たな病変が見つかった。秋野はブログで「異時性の病変(再発ではない)」と説明し、同じあたりに隠れていたものが後から見つかる種類だと書いている。病変は浅く小さく、4月7日に入院、翌日に内視鏡で取り除いた。3カ月ごとの検査で早く見つけ、「小鬼の時に取り除く」。秋野はこれを「サバイバーあるある」と表現した。

2025年4月にも、食道の下の方に小さな病変が見つかった。秋野は4月16日のブログで「再発ではないそうです」「医学的には異時的に出た別病変というようです」と説明している。4月27日に入院し、翌28日に内視鏡で取り除いて、5月2日に退院した。

2025年10月8日には「再発転移は全くありませんでした」と報告し、主治医から心強い言葉をかけられたことを明かした。2026年4月22日の検査後、5月1日のブログでは「病気の検査、全てクリアーでした」と書き、次の検査が6カ月後になったと伝えている。この5月の投稿には「今年の9月でまる四年 一応時効まで1年になります。踏ん張ります」という一文もあった。

その「次の検査」が、9月30日の検査だった。

個展にオペラの語り、69歳の現在

結果の報告には、仕事の告知も添えられた。「今年、お伊勢さんと名古屋の個展頑張ります お待ちしておりますね」。個展の名前は「〜この桜は散りません〜 秋野暢子と希望の輪展」。秋野は闘病後、絵やガラス作品の制作に力を入れ、がんを経験した仲間とともに作品を並べる「秋野暢子と希望の輪展」を開いてきた。

9月9日から14日まで、東京・銀座三越で第4回の「秋野暢子と希望の輪展」を開催した。アクリル画や水彩画に加え、リクエストを受けて「桜」をテーマにしたガラス作品を多く出品している。次は11月19日から29日まで、三重・伊勢のおかげ横丁で開く予定だ。12月2日から8日までは名古屋の星ヶ丘三越が会場となり、いずれも土日祝日の午後1時からトークショーとサイン会を予定する。

舞台の仕事も続く。9月28日にはオペラコンサートに出演し、語りを務めた。ブログでは「私の語りもよかったと褒めて貰いました」と喜びをつづっている。10月に入ってからは、手がけたガラスの器を仕上げては写真を載せ、日々の食事も変わらず発信する。

女優として半世紀、大阪から

秋野は1957年1月18日生まれ、大阪府出身。大阪ミナミの呉服屋の末娘として育ち、1974年にNHK銀河テレビ小説「おおさか・三月・三年」でデビューした。翌1975年にはNHK連続テレビ小説「おはようさん」のヒロインに抜てきされる。

その後もTBS「赤い運命」で山口百恵と共演し、1986年の映画「片翼だけの天使」ではキネマ旬報ベスト・テンの主演女優賞を受けた。映画「十五才 学校IV」「白ゆき姫殺人事件」、2016年のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」などにも出演している。マラソンを趣味とし、執筆や講演でも活動の幅を広げてきた。

がんの公表から4年余り。秋野がブログで記す「鬼退治」は、検査を受け、結果を報告し、また作品づくりに戻るという日々の繰り返しになった。次の検査は半年後。それまでに伊勢と名古屋の2会場で、自ら在廊して来場者を迎える予定だ。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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