長谷川百々花、AKB48に22期研究生として約5年ぶり再加入「1から頑張ります!」 21年3月の活動辞退から再出発まで、経歴を整理

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元AKB48チーム8の長谷川百々花(19)が9月26日、神奈川・Kアリーナ横浜で開かれたAKB48のコンサートで、22期研究生としてお披露目された。2021年3月26日付でグループの活動を終えてから、ちょうど5年6か月での再加入となる。
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Kアリーナ横浜で22期研究生4人がお披露目
ステージでは「もう一度AKB48で、22期研究生として1から頑張ります! よろしくお願いします!」とあいさつした。一度グループを離れた元メンバーがオーディションを経て戻る異例の再加入で、AKB48では過去に菊地あやか、鈴木紫帆里が同じ道をたどって正規メンバーになっている。12歳での加入から活動辞退、女優としての再出発まで、長谷川の歩みをたどる。
舞台は「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama」の26日昼公演、「新曲『好きish』コンサート」だった。コンサート本編がラストスパートに入る前、制服姿の4人が映る映像とともに、新メンバーの名前が一人ずつビジョンへ映し出される。長谷川の名前が出ると、客席は大きくどよめいた。
22期研究生は大西ゆな(18)、長谷川、前田衣澄(17)、山内利乃明(13)の4人だ。出身は大西が長崎県、前田が東京都、山内が愛媛県、長谷川が福島県で、2012年生まれの山内はグループ最年少となる。4月に応募が始まったオーディションで4回の審査を通過した顔ぶれで、今回初めて設けたTikTok経由の応募枠からの合格者はいなかった。AKB48公式Xも同日、4人の名前と愛称を並べて「第22期生4名お披露目」と投稿している。
4人は「ポニーテールとシュシュ」で初ステージに立った。続くMCで総監督の倉野尾成美が「一人見たことがある気がしますけど…」と長谷川に視線を送ると、会場に笑いが広がる。自己紹介の場面ではファンから「おかえり~!」と声が飛んだ。
長谷川は「20周年コンサートをきっかけに、応募する勇気が出ました」と切り出し、冒頭のあいさつで締めくくった。倉野尾に「元々はチーム8でね」と水を向けられると、「いえいえ、研究生として頑張っていきます」と返している。
12歳でチーム8福島代表に、14歳でセンター
最初の加入は2019年10月13日にさかのぼる。青森市の文化観光施設「ワ・ラッセ」で開かれた青森朝日放送の「ABA番組祭」で、チーム8の東北の新代表として秋田県代表の布谷梨琉、岩手県代表の井上美優とともにお披露目された。当時12歳の中学1年生で、在籍メンバーの中で最年少だった。
チーム8は47都道府県の代表で構成するAKB48のチームで、長谷川は代表が不在だった県を対象にした合同オーディションから選ばれた。お披露目当日、長谷川はチーム8公式サイトに「初めてのダンスと歌と先輩とこんなに大きいステージ」とつづり、台風の中で集まったファンへの感謝を記している。翌14日にはパシフィコ横浜の握手会にも初めて参加した。
大きな見せ場は2021年3月にやってくる。同月24日放送の日本テレビ系「Premium Music 2021」で、チーム8の岡部麟、小栗有以、下尾みうと出演し、「フライングゲット」でセンターを務めた。14歳での起用は、次の世代を担う存在として期待されていた表れだった。
2021年3月26日の活動終了と、本人の説明
その2日後の2021年3月26日、所属していた株式会社DHがAKB48公式サイトなどで「活動辞退の意向を受け、今後の活動について協議した結果、本日・3月26日(金)付で、弊社との専属マネジメント契約を合意解約することとなりました」と発表した。これに伴い、チーム8メンバーとしての活動は同日で終わった。発表文は関係者とファンへのおわびで結ばれ、辞退に至った具体的な理由は書かれていなかった。
本人が経緯を語ったのは、同年12月に芸能活動の再開が明らかになったときだ。日刊スポーツの取材に対し、長谷川は「グループ在籍中にルール違反を疑われてしまうことがありました。その誤解は解け、運営の方は『これからも頑張っていこう』と言ってくださり」と明かした。そのうえで、何度も話し合った末に、ファンやスタッフに迷惑をかけたことと、高校進学を考える時期が重なったことから、学業に専念する道を選んだと説明している。
女優として再出発、武道館の20周年公演が転機に
いったん芸能界を離れた長谷川は、福島県から月に3〜4回上京して演技レッスンを受けるようになる。そんな長谷川に芸能事務所「Mama&Son」が芸能界への復帰を提案し、2021年12月、同事務所に所属して俳優業を中心とした活動を始めた。当時15歳。「マイナスからのスタートだと思っています」と語り、いつか頑張りを認めてもらえるよう努力すると誓った。
ドラマデビューは2022年1月期のテレビ朝日系「もしも、イケメンだけの高校があったら」だった。同年にはテレビ東京系「よだれもん家族」にも出演し、女優としての経験を重ねていく。現在は青山学院大学に在学中で、2026年6月には「青山コンテスト2026」のファイナリストにエントリーナンバー3として名を連ねた。
AKB48への思いが再び動いたのは、2025年12月5日だった。日本武道館で開かれた「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館 〜あの頃、青春でした。これから、青春です〜」の20周年記念コンサートPart1に、長谷川はチーム8のOGとして出演する。2023年4月に活動を休止していたチーム8が一夜限りでそろい、総勢60人で「制服の羽根」を披露したステージだった。
2026年9月26日のKアリーナ横浜公演の終演後に開かれた囲み取材で、長谷川は武道館に立ったときの心境を明かしている。つらい時期にAKB48の映像や曲に支えられてきたこと、自分も誰かの背中を押せる存在になりたいと考えていたこと。それでもオーディションを受けてよいのか迷っていたが、武道館で卒業メンバーのパフォーマンスを見て、「やっぱり“なりたいな”っていう思いが強くて」と打ち明けた。
「最初で最後」の挑戦、異例の再加入
背中を押したのは年齢だった。長谷川は「19歳で最後の年だったから、最初で最後だから受けてみようと思って受けました」と語る。周囲からはほかのアイドルも見てみてはどうかと助言されたが、「AKB48以外という考えがやっぱりできなくて」と、選択肢はひとつに絞られていた。
前回の在籍期間は新型コロナウイルスの流行と重なり、コンサートに思うように出演できなかった。初ステージを終えた長谷川は、歓声にできるだけ応えたいという気持ちがあり、体と頭を同時に動かすのが難しかったと話す。お披露目の光景は「すごくスローモーションに見えました」と表現し、「今でも夢見心地のようで、すごく幸せな気分です」と喜びをかみしめた。
一度離れた元メンバーがオーディションを経て戻り、正規メンバーになった例は、AKB48では3期生から7期生として再加入した菊地あやか、7期生から11期生として戻った鈴木紫帆里の2人がいる。長谷川が昇格すれば、同じ道をたどる3人目となる。
目標にするのは現役の小栗有以と、初代総監督の高橋みなみだ。「笑顔の裏にはきっといろんな葛藤があると思う」と前置きし、ファンを必ず笑顔にする小栗のようなアイドル、卒業後もグループを気にかけてSNSで触れる高橋のようなメンバーを目指すと語った。
チーム8の福島代表として12歳で立ったステージから、7年近くが過ぎた。今度の肩書きは研究生。一から積み上げる立場で、長谷川百々花のAKB48での2度目の挑戦が始まる。
長谷川百々花の経歴
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2006年12月14日 | 福島県で生まれる |
| 2019年10月13日 | 「ABA番組祭」でAKB48チーム8福島県代表としてお披露目(12歳) |
| 2021年3月24日 | 日本テレビ系「Premium Music 2021」で「フライングゲット」のセンターを務める |
| 2021年3月26日 | 専属マネジメント契約の合意解約とチーム8での活動終了を発表(14歳) |
| 2021年12月 | 芸能事務所「Mama&Son」に所属し、芸能活動を再開 |
| 2022年1月期 | テレビ朝日系「もしも、イケメンだけの高校があったら」でドラマデビュー |
| 2025年12月5日 | 日本武道館の20周年記念コンサートPart1にチーム8のOGとして出演 |
| 2026年6月 | 「青山コンテスト2026」ファイナリストに選ばれる |
| 2026年9月26日 | Kアリーナ横浜でAKB48の22期研究生としてお披露目(19歳) |
[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]








































































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