「東京大学の中にあるスターバックスって、何か特別なメニューやグッズがあるんだろうか?」
そんな素朴な疑問を抱いて、秋晴れの気持ち良い日に東京大学本郷キャンパスへ足を運んでみました。
結論から言うと、スタバ自体に限定品はありませんでした。しかし、がっかりするのはまだ早い! 本当に面白いのは、キャンパス内にある「東京大学コミュニケーションセンター(UTCC)」、通称オフィシャルショップだったのです。この記事では、スタバのリアルな雰囲気から、知的好奇心をくすぐるオフィシャルショップの魅力まで、実際に訪れて感じたことを詳しくレポートします!
まずはスタバへ!「スターバックス 東京大学工学部店」体験レビュー


アカデミックな雰囲気漂う、コンパクトな空間
有名な赤門ではなく正門から入り、安田講堂を横目に左へ進むと、歴史を感じさせる工学部11号館の一角に目的のスタバはありました。1968年に竣工したという建物に溶け込むように、落ち着いた佇まいです。
店内は想像以上にコンパクト。口コミサイトでは「席数も10席あるかないか」 と書かれている通り、窓際のカウンター席が数席あるのみ。学生さんや職員らしき方々が静かにPC作業をしており、まさに「知の現場の休憩所」といった雰囲気です。
席が少ないためか、多くの方がテイクアウトを利用していました。天気の良い日は、購入したコーヒーを片手に、近くのベンチや芝生でイチョウ並木を眺めながら一息つくのも最高に気持ちよさそうです。
気になる「東大限定グッズ」の真相は?

そして一番の関心事、限定グッズの有無。タンブラーやマグカップの棚をくまなくチェックしましたが、残念ながら「UTokyo」のロゴが入ったようなオリジナル商品はありませんでした。
「以前はクリエイトユアタンブラーを用いた店舗オリジナルタンブラーのようなものを作っていたようですが、現在は一部店舗を除き、店舗オリジナルのもの(タンブラーやカスタマイズしたドリンクに独自で名前を付けたもの)を売ることは禁止されています」
という情報もあり、現在は全国の店舗と同じ品揃えのようです。限定メニューを期待していくと少し肩透かしを食らうかもしれませんが、大学の雰囲気に浸りながら定番のコーヒーを味わう、という体験そのものに価値があると感じました。
本命はこっち?「東大オフィシャルショップ」が想像以上に面白かった!


スタバを後にして、今度は赤門のすぐ隣にある「東京大学コミュニケーションセンター(UTCC)」へ。ここが、さながら「知のテーマパーク」のような空間で、私のテンションは最高潮に!
研究成果から生まれたユニークな商品たち
まず驚いたのが、東大の研究成果を活かして開発された商品の数々。商品一つひとつに丁寧な解説ポップが付いていて、読むだけでも面白いんです。
体力式アミノ酸ゼリー

「飲みやすく疲れも取れると話題」 のゼリー。頭脳だけでなく、身体もサポート。
ユーグレナクッキー

石垣島産のユーグレナ(ミドリムシ)を使ったクッキー。10年以上販売されているロングセラーだとか。健康志向の方へのお土産にぴったりです。
研Q室のヨーグルトキャンディ

研究室から生まれた、やさしい甘さのキャンディ。知的な休憩時間のお供に。
関東地震形缶バッジ

地震研究所の研究成果を形にしたユニークな缶バッジ。防災意識も高まるかもしれません。
このように、まるで博物館のミュージアムショップのように、知的好奇心をくすぐるアイテムばかりでした。
次ページ:センスが光る東大オリジナルグッズ
コメントはこちら