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水戸黄門スペシャル、2026年12月にBS-TBSで放送 武田鉄矢の光圀ほかキャスト

水戸黄門スペシャル、2026年12月にBS-TBSで放送 武田鉄矢の光圀ほかキャスト

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BS-TBSは10月7日、時代劇「水戸黄門」の新作2時間スペシャル「水戸黄門スペシャル~岡崎・尾張~」を12月に放送すると発表した。水戸光圀役は武田鉄矢(77)。助さん、格さん、弥七、詩乃のレギュラー陣も続投し、旅の舞台は岡崎と、尾張徳川家のお膝元である尾張だ。放送日時は10月8日時点で未発表となっている。

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1年ぶりの新作、舞台は御三家筆頭のお膝元

新作は、2025年12月に放送されたスペシャルに続く1年ぶりの2時間ドラマだ。徳川御三家の筆頭、尾張徳川家のお膝元を訪れた老公一行を、刺客が待ち受ける筋立てになっている。追加キャストと正式な放送日時は今後発表される予定で、前回と同じく多数のゲスト出演も予定されている。

発表されたキャストと役どころは次のとおり。

役名出演者役どころ
水戸光圀武田鉄矢水戸徳川家2代目藩主。隠居後に旅をする老公
佐々木助三郎(助さん)財木琢磨光圀に仕える若き水戸藩士。剣の腕は一流
渥美格之進(格さん)荒井敦史光圀に仕える若き水戸藩士。路銀と印籠を管理
詩乃篠田麻里子元は敵として現れたくノ一。弥七と隠密コンビを組む
風車の弥七津田寛治元義賊。陰から一行を支える
柳沢吉保袴田吉彦将軍・綱吉の御側御用人。光圀と対立する
語り二又一成前回に続いて担当

脚本は尾西兼一、監督は矢田清巳が務める。年齢は財木琢磨(33)、荒井敦史(33)、篠田麻里子(40)、津田寛治(61)、袴田吉彦(53)で、2017年のシリーズ開始から顔ぶれはほぼ変わっていない。

「また旅に出ることとなりました」武田鉄矢のコメント

武田は発表に合わせ、「また旅に出ることとなりました」と新たな旅立ちを報告した。自分たちの旅を「天と地を結ぶ旅」と表し、「天下を潤すことこそ、我らが使命です」と続けている。コメントの締めは、劇中さながらの「それでは、助さん格さん、参りましょうか」という一言だった。

助さん役の財木は、昨年のスペシャルに続いて同じ役を演じられることに「改めてご縁を感じています」とコメントした。「長く愛されてきた作品の魅力を大切にしながら、今回も助さんとして精一杯旅をして参ります!!」と意気込みも明かしている。

格さん役の荒井は「初めて震えながら印籠を出したのが約9年前のこと」と、シリーズ初参加のころを語った。2017年8月の制作会見では、当時24歳だった荒井が初めて印籠を懐から出した場面を、武田が「もうプルプル震えていた」と楽しそうに明かしている。9年の時を経た言葉が、その場面とつながる。

荒井はさらに「今回の旅で助格の成長を感じていただける様に、精一杯演じさせていただきます」とつづった。

詩乃役の篠田は「初めて詩乃を演じてから、もう9年」と書き出した。最初は老公一行の前に立ちはだかる敵として登場し、のちに仲間となって弥七と隠密コンビを組むようになった経緯を挙げ、「作品を重ねるごとに詩乃と一緒に私自身も成長させていただいたと感じています」とコメント。新作では潜入や立ち回りなど、さまざまな場面で活躍するという。

物語の手がかりを最も多く明かしたのは、弥七役の津田だ。「今回の水戸黄門スペシャルでは、少しだけ弥七の過去が明かされます」と語り、弥七の昔の師匠や同僚が登場することを予告した。「今回は意外な登場人物が旅のお供になる」とも付け加えている。

柳沢吉保役の袴田は「今回は、初回以来となる柳沢吉保と黄門様が対面するシーンの撮影です」とコメントした。普段は一人での撮影が多く、武田と顔を合わせるのを楽しみにしていたという。陰で糸を引くことが多い吉保が、老公と同じ画面に立つ。

1969年から続く時代劇、武田版は6代目の黄門

「水戸黄門」は1969年8月4日、TBSの月曜午後8時枠で始まった。光圀役は初代の東野英治郎から西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗へと受け継がれ、葵の紋の印籠を掲げる場面はお茶の間の定番となった。地上波のレギュラー放送は、里見が主演した第43部の最終回スペシャルが流れた2011年12月19日に幕を閉じる。42年にわたる歴史だった。

テレビシリーズの出演陣は映画にも進出している。1978年12月公開の東映映画『水戸黄門』は、東野英治郎の光圀、里見浩太朗の助さん、大和田伸也の格さんというテレビと同じ顔ぶれで、加賀百万石・前田家のお家騒動に挑む物語だ。三船敏郎が前田家の城代家老を演じた。この作品は10月8日時点でU-NEXTの見放題作品として配信されている。

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地上波の終了から約6年後の2017年、BS-TBSで武田を6代目の光圀に据えた新シリーズが始まった。2017年10月4日から毎週水曜午後7時に放送された第1部は全10話で、東北の太平洋沿岸を巡って青森・八戸を目指す旅だった。同年8月の会見で武田は、歴代5人の解釈があることを踏まえ「僕も(演技は)激情ではなく京風」と、得意の熱のこもった芝居を抑える方針を語っている。

2019年5月19日からは、毎週日曜午後6時に第2部を放送した。福岡藩の貝原益軒から届いた知らせをきっかけに、宮崎安貞が著した「農業全書」の実物を見ようと一行が九州を巡る全10話で、8月11日に最終回を迎えた。

そして2025年12月28日、武田版で初となる2時間スペシャルが放送された。光圀が甥の前田綱紀(榎木孝明)に会うため金沢を目指し、途中で自身の印籠が作られた輪島に立ち寄る物語で、剛力彩芽らがゲスト出演した。1978年の映画と同じく加賀の前田家を舞台にした一作だった。

年末の放送へ、残る発表は日時とゲスト

前作の放送は年の瀬の12月28日だった。財木も「年末に皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思います」とコメントしており、新作も年末に届ける作品として撮影が進んだ。ただ、具体的な放送日と時刻、ゲストの顔ぶれはまだ明かされていない。

前作では加賀百万石の金沢、新作では御三家筆頭の尾張と、スペシャルの旅先は大藩のお膝元が続く。御三家筆頭のお膝元で、老公一行を狙う刺客は誰なのか。弥七の過去と「意外な」旅のお供という二つの仕掛けとともに、追加発表が待たれる。

[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]

寄稿者

真柴 ことね
芸能ニュースや音楽、テレビ番組の話題を中心に書いているWebライター。ライター歴は11年。朝は情報番組をはしごするのが日課で、気になった話題はその日のうちに調べ始める。心がけているのは「公式発表を最初に読む」こと。所属事務所やレーベルの発表、番組の公式サイトまで確かめてから書く。ドラマは録画して週末にまとめて観る派。

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