女子ゴルフ金田久美子の父、弘吉さん死去 SNSで亡くなったことを報告「父は偉大です」

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女子プロゴルファーの金田久美子選手が24日、父・弘吉さんが10月7日に亡くなったことを自身のインスタグラムで公表した。弘吉さんは金田選手を3歳から指導し、ゴルフ人生の最大の支えであった。本記事では、金田選手が綴った父への感謝の言葉と共に、二人三脚で歩んだ軌跡と、11年ぶりの復活優勝の原動力となった父娘の深い絆を詳報する。
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父の逝去を公表、インスタグラムに感謝綴る
女子プロゴルファーの金田久美子選手(36)は2025年11月24日、自身のインスタグラムを更新し、父である金田弘吉さんが10月7日に永眠したことを報告した。
この日は四十九日にあたり、気持ちの整理がついた節目として公表に踏み切ったという。
金田選手は投稿で「突然の出来事で気持ちの整理ができず 私からのご報告が遅くなってしまいました」と説明。続けて「四十九日間、毎日涙が溢れ」「愛情をたくさんもらった分、悲しみは大きいのかな。と。」と、深い悲しみの中にいる心境を吐露した。
そして、ゴルフ人生の導き手であった父への感謝を力強く綴った。「パパ、毎日ずーっと大好きだよ!何度生まれ変わってもくみを娘にしてね」「金田久美子に愛を持って鞭を打って ゴルフを教えてくれて 本当に本当にありがとうございました」「父は偉大です!」という言葉で締めくくられている。
二人三脚のゴルフ人生 天才少女を支えた厳しくも深い愛情
ゴルフへの道と父の熱意
金田選手のゴルフ人生は、父・弘吉さんの存在なくしては語れない。弘吉さんはゴルフ好きで、娘が生まれる前から「女の子だったら絶対にゴルフをさせる」と決め、ジュニア用のクラブを用意していたという。金田選手は3歳でクラブを握り、父との二人三脚が始まった。
反抗期と父との絆を深めた転機
小学5年生の時に両親が離婚し、金田選手は弘吉さんと二人暮らしとなる。男手ひとつで育てられる中、思春期には父への反抗心から家出を経験したこともあった。
しかし、中学3年生の時、大きな転機が訪れる。ゴルフを辞めようと決心した矢先、弘吉さんが倒れて入院。病院に駆けつけた金田選手に対し、話すのもやっとの状態だった弘吉さんが発した第一声は「ちゃんと練習しているか?」であった。この一言に衝撃を受けた金田選手は「このままだと、心配かけさせて、お父さんが死んじゃうと思って練習を頑張るようになりました」と後に語っており、ゴルフを辞めるという選択肢はなくなった。
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