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製菓工場兼住宅で火事、歌舞伎俳優4代目の片岡亀蔵さんが死去の疑い

製菓工場兼住宅で火事、歌舞伎俳優4代目の片岡亀蔵さんが死去の疑い

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24日未明、東京・足立区の製菓工場兼住宅で火災が発生し、1人が死亡、1人がけがをした。死亡したのは歌舞伎俳優の四代目・片岡亀蔵さん(64)とみられている。現場は1階が工場、上階が住宅という構造で、警視庁と消防が出火原因を調査中である。

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足立区の工場兼住宅で未明に火災、1人死亡 歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんか

2025年11月24日午前4時ごろ、東京都足立区東伊興の3階建て製菓工場兼住宅から出火した。東京消防庁によると、消防車など24台が出動し、火は約2時間後に消し止められたが、建物の3階部分約30平方メートルが焼損した。この火事で、火元とみられる3階から60代とみられる男性2人が病院に搬送された。うち1人は心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。もう1人の男性はけがを負ったものの、搬送時には意識があり会話ができる状態だったという。

警視庁竹の塚署によると、死亡したのはこの建物に住む歌舞伎俳優の四代目・片岡亀蔵(かたおか・かめぞう、本名・片岡二郎)さん(64)とみられている。同署は身元の最終確認を急ぐとともに、出火原因について詳しく調べている。

未明の住宅街に響くサイレン 消防車24台が出動

現場は東武伊勢崎線竹ノ塚駅の北西約1.5キロに位置する住宅街。火災が発生したのは月曜祝日の午前4時ごろで、多くの住民が就寝中の時間帯であった。「3階から煙が出ている」との119番通報が近隣住民から相次ぎ、現場は騒然となった。消防車や救急車など24台が駆けつけ、消火活動と救助活動にあたった。

火元は3階建ての建物の3階部分とみられ、約30平方メートルが焼けた。この建物は1階が製菓工場、2階と3階が住宅として使用される、いわゆる「工場兼住宅」であった。未明の火災は発見が遅れやすく、避難が困難になるケースも少なくない。警視庁と東京消防庁は、現場検証を行い、火がどのようにして発生し、燃え広がったのかを慎重に調べている。

歌舞伎界に衝撃、名脇役・片岡亀蔵さんとは

今回の火災で亡くなったとみられる四代目・片岡亀蔵さんは、歌舞伎界で長年にわたり活躍してきた重要な俳優の一人である。1961年、五代目片岡市蔵の次男として生まれ、兄は六代目片岡市蔵という歌舞伎一家に育った。1965年に4歳で初舞台を踏み、1969年に四代目片岡亀蔵を襲名(歌舞伎俳優名鑑)。屋号は松島屋。

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