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【現地レポ】松江城の隣にあるパワースポット「松江神社」の見どころは?松江の歴史と縁結びが宿る国宝神社

【現地レポ】松江城の隣にあるパワースポット「松江神社」の見どころは?松江の歴史と縁結びが宿る国宝神社

国宝・松江城のすぐ隣に、歴史と魅力が詰まった神社があります。松江観光の際に立ち寄った「松江神社」は、想像以上に心洗われるパワースポットでした。

今回は、実際に訪れて感じた境内の雰囲気や見どころ、そしてちょっぴり残念だった(?)名物絵馬の顛末まで、正直にレポートします。

松江神社とは?松江の歴史を物語るパワースポット

松江神社は、国宝・松江城の天守閣からほど近い二之丸跡に鎮座する神社です。松江城観光のついでに、と軽い気持ちで立ち寄る方も多いかもしれませんが、実は松江の歴史を語る上で欠かせない重要な場所なんですよ。

ご祭神には、松江を開いた堀尾吉晴公、松江松平家の初代藩主・松平直政公、茶人としても名高い七代藩主・松平治郷(不昧)公、そして徳川家康公という、そうそうたる顔ぶれが祀られています。まさに、松江の礎を築いた偉人たちが一堂に会する、強力なパワースポットと言えるでしょう。

松江城の敷地内に静かに佇む松江神社。落ち着いた雰囲気が漂います。
名称松江神社(まつえじんじゃ)
所在地島根県松江市殿町1(松江城山公園内)
アクセスJR松江駅からレイクラインバスで約10分、「国宝松江城(大手前)」下車すぐ
御祭神松平直政公、徳川家康公、松平治郷公、堀尾吉晴公
御神徳家業繁栄、厄除開運、交通安全など
特徴松江城国宝指定のきっかけとなった「祈祷札」発見の地、縁結びスポット

【体験レビュー】実際に歩いてわかった!境内の見どころ

平日の昼下がりに訪れたためか、境内はとても静かで落ち着いた雰囲気。松江城の賑わいとは対照的に、ゆっくりと自分のペースで参拝することができました。

心洗われる、歴史ある美しい手水舎

まず鳥居をくぐって目に飛び込んできたのが、趣のある手水舎(てみずしゃ)です。

私が訪れた日は天気も良く、竹の柄杓に太陽の光が反射してキラキラと輝いていました。この光景が本当に美しくて、思わず写真に収めてしまいました。

竹の柄杓と清らかな水が美しい手水舎。参拝前にここで心身を清めます。

そばにある説明板を読むと、この手水舎はなんと寛永十六年(1639年)に建てられた東照宮のものを移築した、大変貴重な建物なのだとか。歴史の重みを感じながら作法に倣って手と口を清めると、心がすっと浄化されるような気持ちになりました。

松江の偉人たちが見守る荘厳な社殿

手水舎の奥に進むと、荘厳な雰囲気の社殿が現れます。

松江神社社殿。右手奥には 福徳稲荷神社 も。

現在の社殿は、もともと別の場所にあった東照宮の社殿を移築したものだそうです。派手さはありませんが、どっしりとした構えからは歴史の深みが感じられます。

ここで松江の礎を築いた4柱の神様が祀られていると思うと、なんだか背筋が伸びる思いがします。家業繁栄や厄除開運にご利益があるとのことなので、しっかりとお参りさせていただきました。

松江神社の由緒書き
御祭神や神社の歴史が記された由緒書き。訪れた際はぜひ一読を。

境内で見つけた、未来への願いが込められた桜

社殿の奥、玉砂利が美しい庭園のような一角で、小さな桜の木と石碑が目に留まりました。

境内で見つけた、記念植樹された観桜桜。
花を咲かせた姿を拝んで見たいです..!

石碑には「記念植樹 観桜桜(かんおうざくら)」と刻まれており、令和4年(2022年)5月に「大社焼見学研修旅行会」によって植えられたものであることが分かります。

松江城の桜は有名ですが、この若木もやがて立派に育ち、美しい花を咲かせるのでしょう。現在はまだ控えめな姿でしたが、未来の景観への願いが込められた、素敵な見どころだと感じました。

境内には他にも歴史的な石碑が多数あるので、それらを読み解きながら巡るのも、この神社の奥深さを知る楽しみの一つかもしれません。

御朱印と、見つけられなかったハートの絵馬

参拝後は社務所で御朱印をいただくこともできます。

松江神社の社務所

境内には「福德稻荷神社」もあり、そちらの御朱印も合わせて拝受できるようです。旅の記念に、ぜひいただいてみてはいかがでしょうか。

そして、今回の訪問で楽しみにしていたのが、縁結びにご利益があるという名物の「ハート型の絵馬」。SNSで見て「かわいい!」と思っていたのですが…。どうやら期間限定で現在はないようです。(残念…泣

ちなみに、松江神社では雨のことを「縁雲(えにしずく)」と呼び、良縁を運んでくれるとされているそうです。雨の日の参拝も、また違った趣があって素敵かもしれませんね。

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