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【実食】長崎土産「九十九島せんぺい」のリアルな感想。美味しい?まずい?口コミ・評判を徹底調査!

【実食】長崎土産「九十九島せんぺい」のリアルな感想。美味しい?まずい?口コミ・評判を徹底調査!

長崎・佐世保のお土産といえば、多くの人が思い浮かべる「九十九島(くじゅうくしま)せんぺい」。異国情緒あふれる美しいパッケージと、70年以上の歴史を持つこの銘菓は、まさに長崎土産の“顔”とも言える存在です。

しかし、定番すぎて「実際のところ、味はどうなの?」「まずいって噂も聞くけど…」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、「パリッと香ばしい甘さがクセになる美味しさ。ただし、独特の食感と甘さから好みは分かれるかも」というのが、今回実際に食べてみた私の正直な感想です。

この記事では、九十九島せんぺいの基本情報から、リアルな食レポ、世間の評判、メリット・デメリットまで、購入を検討しているあなたの疑問に徹底的にお答えします。

【概要】70年以上愛される銘菓「九十九島せんぺい」とは?

まずは「九十九島せんぺい」がどのようなお菓子なのか、基本情報を整理してみましょう。

「九十九島せんぺい」の外装パッケージ。淡い水色×六角形デザインが可愛い長崎銘菓らしい包装。

九十九島せんぺいは、1951年(昭和26年)に長崎県佐世保市で誕生した焼き菓子です。戦後の物資が少ない時代に、配給の粗糖をお菓子に加工したのが始まりとされています。その名前と形には、佐世保の美しい景勝地「九十九島」への想いが込められています。

  • 六角形の形:縁起物である海亀の甲羅をかたどり、「海」を表現しています。
  • ピーナッツ:せんぺいに散りばめられたピーナッツは、九十九島に浮かぶ大小の島々に見立てられています。

ちなみに、「せんべい」ではなく「せんぺい」とひらがなで表記するのは、誕生当時に北部九州地方で使われていた方言に由来するそうです。佐世保の名物として全国に広まってほしいという強い想いが込められています。

商品概要

商品名九十九島せんぺい
メーカー株式会社九十九島グループ(長崎県佐世保市)
特徴パリッとした食感とピーナッツの香ばしさが特徴の甘い焼き菓子。
原材料砂糖(国内製造)、小麦粉、ピーナッツ、粉糖、卵白、醸造酢、コーンスターチなど。
価格帯(税込)8枚入: 756円 / 12枚入: 1,080円 / 18枚入: 1,620円など。
賞味期限製造日より約180日。日持ちが良いのも魅力です。
栄養成分(1枚あたり)エネルギー 44kcal(※購入商品表示より)

【体験レビュー】開封から実食まで!気になる味と食感を徹底レポート

それでは、いよいよ実食レビューです。今回はお土産にも人気の「8枚入り」を購入しました。パッケージから一枚一枚、じっくりと味わっていきます。

レトロで可愛いパッケージに心躍る

まず目を引くのが、画家・中島潔氏が描いた「洋傘を差した少女」のイラストが印象的な個包装。どこか懐かしく、異国情緒を感じさせるデザインは、開ける前からワクワクさせてくれます。

個包装デザイン。異国情緒あるイラストが描かれ、開ける前からちょっとワクワクする雰囲気。
外装の全体裏面。個包装・賞味期限などがひと目でわかるパッケージ説明。

裏面には原材料やカロリーが記載されています。砂糖、小麦粉、ピーナッツと、とてもシンプルな材料で作られていることがわかります。1枚あたり44kcalと、おやつにも丁度いいカロリーですね。

原材料表示と内容量の記載。砂糖・小麦粉・ピーナッツなど、シンプルな素材で作られているのがわかります。
1枚あたり44kcalの栄養成分表示。軽めのおやつとして食べやすいカロリー。

いざ開封!香ばしい香りと美しい六角形

袋を開けると、ふわりと甘く香ばしい香りが広がります。出てきたのは、きれいな焼き色のついた六角形のおせんぺい。表面には白い文字で「九十九島」と書かれており、これがまた特別感を演出しています。

六角形の「九十九島せんぺい」本体。表面には白く「九十九島」と書かれた印字が特徴的。

そして、このお菓子の主役ともいえるのが裏面です。ひっくり返してみると、大粒のピーナッツがぎっしり!まるでキャラメリゼされたかのように艶やかで、見るからに美味しそうです。

裏面にはぎっしりピーナッツが!九十九島の島影を表現した伝統的なトッピング。
キャラメルのような艶があり、カリッとした食感が伝わる見た目。

「パリッ、カリッ!」食感と甘さのハーモニー

いよいよ、一口。想像以上の「パリッ!」とした硬めの食感に驚きます。これは一般的なおせんべいとは全く違う、瓦せんべいに近い歯ごたえです。噛みしめると、生地のやさしい甘さと、ピーナッツの「カリッ」とした食感、そして香ばしい風味が口いっぱいに広がります。

サクッと割った断面。薄焼きせんぺいの中に大粒のピーナッツがしっかり入り、香ばしさが際立つ構造。
キャラメリゼされたような艶があり、軽い甘さと香ばしさが想像できます

私個人の感想としては、この甘さと硬さが絶妙で「とても美味しい!」と感じました。どこか懐かしい素朴な味わいで、一枚、また一枚と手が伸びてしまいます。コーヒーや牛乳との相性も抜群です。

しかし、一緒に食べた友人からは「ちょっと甘すぎるかな」「よくあるお菓子だよね」という意見も。確かに、しっとり柔らかいお菓子が好きな方や、甘さ控えめが好みの方には、少し違和感があるかもしれません。

この「好き嫌いが分かれる可能性」こそが、検索のサジェストキーワードに出てくる「まずい」という噂につながっているのかもしれないな、と感じました。

次のページへ:【メリット・デメリット】実際に食べてわかった良い点・気になる点

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