【たねや手土産】ふくみ天平とたねや最中を実食レビュー|味の違い・口コミ・日持ちは?

📷写真・📝レビュー提供:やままる
取材・編集:MEDIA DOGS 編集部/ © 2025 MEDIA DOGS
手土産の定番といえば、滋賀県が誇る老舗和菓子舗「たねや」。その中でも特に有名なのが、最中です。でも、「最中って、どれも同じようなものでしょ?」なんて思っていませんか?何を隠そう、私もそう思っていた一人でした。
しかし、たねやの二大最中「ふくみ天平」と「たねや最中」を食べてみて、その考えは180度変わりました。結論から言うと、自分で作る「できたて」のパリパリ食感は、一度体験する価値ありです!

この記事では、実際に私が食べ比べて感じた味や食感の違い、作り方の楽しさ、そしてSNSでの口コミまで、余すところなくレビューします。手土産選びに悩んでいる方、おいしい和菓子を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
たねやの二大巨頭「ふくみ天平」と「たねや最中」ってどんなお菓子?
まずは、今回主役となる二つの最中について、基本情報をおさらいしておきましょう。
ふくみ天平:求肥もち入りの代表銘菓
「ふくみ天平(ふくみてんびん)」は、1983年(昭和58年)に誕生して以来、たねやのゆるぎない代表銘菓として愛され続けています。最大の特徴は、食べる直前に自分で餡を挟む「手づくり」スタイルと、餡の中に隠されたふくよかな求肥(ぎゅうひ)餅です。
- 近江の糯米(もちごめ)を使った香ばしい最中種(皮)
- 北海道産小豆を使った上品な甘さの粒あん
- もちもち食感がアクセントの求肥餅入り
- パリッ、しっとり、もちっ、の三位一体の食感が楽しめる
職人だけが知っていた「できたての味」を家庭でも楽しんでほしい、という想いから開発されたそうです。

たねや最中:小豆を味わい尽くすシンプルイズベスト
一方の「たねや最中」は、ふくみ天平と並ぶもう一つの定番手づくり最中です。こちらも自分で餡を挟むスタイルですが、求肥は入っていません。その代わり、最中種に秘密があります。
- 小豆皮粉末を練り込んだ、風味豊かな最中種
- 瑞々しく炊き上げられた小豆あん(求肥なし)
- 小豆そのもののおいしさをシンプルに味わえる
- あんこ好き、王道の最中が好きな方におすすめ
皮にまで小豆を使うことで、より深く小豆の風味を感じられるように工夫されているんですね。
「手づくり最中」という革命
今でこそ見かけるようになった「皮と餡が別々の最中」ですが、たねやはこのスタイルの先駆け的存在。1985年(昭和60年)には実用新案も取得しています。最中の皮が湿気てしまうのを防ぎ、いつでも作りたての香ばしさを味わえるこのアイデアは、まさに革命的だったと言えるでしょう。
いざ開封!実食レビューで違いを徹底比較

見た目とパッケージ:色違いで分かりやすい
詰め合わせを開けると、グレーとベージュの2色の包みが。グレーが「たねや最中」、ベージュが「ふくみ天平」です。この色分け、地味にありがたいですよね。どちらか一方だけ食べたい時に、迷わず手に取れます。


賞味期限と基本情報:贈り物にも安心
気になる賞味期限ですが、私が2025年11月11日に購入した時点では、どちらも約1ヶ月の猶予がありました。これだけ日持ちすれば、手土産や贈り物にも安心して使えますね。


カロリーもチェックしてみましょう。私が購入した商品には、以下のように記載されていました。
- ふくみ天平(求肥あり):1個(35g)あたり 90kcal
- たねや最中(求肥なし):1個あたり 89kcal
求肥の分、ほんの少しだけ「ふくみ天平」のほうがカロリーが高いですが、ほぼ同じと考えてよさそうです。どちらも100kcal以下なのは嬉しいポイントですね。


「手づくり」体験、スタート!
さて、いよいよお待ちかねの「手づくり」タイムです!正直、食べる前にひと手間かけるのって、ちょっと面倒かな?と思っていましたが、これが想像以上に楽しい!

包みを開けると、最中種と餡が別々に入っています。餡の袋をペリッと開けて、片方の最中種に乗せ、もう片方でサンドするだけ。とても簡単です。




餡がキラキラと輝いていて、見ているだけで幸せな気持ちになります。この「自分で完成させる」という一手間が、特別感を演出してくれるんですね。





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