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【奈良井宿】江戸時代の宿場町で楽しむ秋の絶景!見どころ満載のモデルコースと駐車場状況の体験レポート

「すごいとは聞いていたけれど、まさかこれほどとは…」。2025年10月21日、秋晴れの昼下がり。長野県塩尻市にある奈良井宿に足を踏み入れた瞬間、思わずそんな言葉が漏れました。まるで時代劇のセットに迷い込んだかのような、約1kmにわたって続く江戸時代の町並み。平日にもかかわらず多くの観光客で賑わい、その中には外国からの旅行者もたくさん。ここは単なる観光地ではなく、歴史が息づく「本物の宿場町」なのだと肌で感じました。

この記事では、私が実際に奈良井宿を訪れて感じた感動や、駐車場事情、混雑具合といったリアルな情報を、これから訪れるあなたの参考になるように、たっぷりの写真とともにお届けします。

そもそも「奈良井宿」ってどんな場所?

奈良井宿は、江戸と京都を結んだ五街道の一つ「中山道」にある69の宿場町のうち、ちょうど真ん中(34番目)に位置する宿場です。日本最長の宿場町として知られ、その長さは約1kmにも及びます。かつては難所の鳥居峠を控えていたため、多くの旅人がここで宿を取り、「奈良井千軒」と謳われるほど木曽路一番の賑わいを見せたといいます。

いざタイムスリップ体験へ!2025年10月のリアルな訪問記

アクセスと駐車場のリアルな混雑状況

私が訪れたのは、紅葉が始まったばかりの平日の12時半頃。まず驚いたのがアクセスの良さです。JR奈良井駅の改札を出ると、もう目の前が宿場町の入口。これは電車で旅をする外国人観光客に人気なのも頷けます。

一方で、車で訪れる場合は少し注意が必要です。駅のすぐ近くに有料駐車場がありますが、台数は多くありません。私が見たときも満車に近い状態でした。そこから少し南に進んだ「木曽の大橋」周辺には、無料の駐車場が複数整備されています。私もそちらを利用しましたが、平日にもかかわらず8割方は埋まっている印象。週末や紅葉のピークシーズンは、朝早くに到着しないと駐車スペースの確保が難しいかもしれません。

どこを切り取っても絵になる、圧巻の町並み

駐車場から歩いて宿場内に入ると、そこは別世界。長く伸びた軒、黒光りする千本格子、そして「出梁(だしばり)造り」と呼ばれる独特の建築様式が連なる町並みは、まさに圧巻の一言です。

町並み

道の両脇には、当時の面影を残す旅館(旅籠)や、五平餅やおやきを売る店、カフェ、漆器などの土産物屋がずらりと並び、歩いているだけで飽きることがありません。

特筆すべきは、その保存状態の良さ。電線は地中化され、自動販売機なども景観を損なわないように配慮されています。地元の方々がどれほどこの町を愛し、大切にしているかが伝わってきて、胸が熱くなりました。写真好きの方なら、どこを切り取っても絵になるこの場所で、半日は余裕で過ごせてしまうでしょう。

どこを撮っても決まります。旅籠屋になっている店舗も多く、看板が多く見られました。土産物屋や飲食店も多いです。

旅の始まりと終わりを彩る「木曽の大橋」

奈良井宿の入口に架かる総檜造りの「木曽の大橋」も、見逃せないスポットです。橋脚のない美しいアーチ橋で、ここを渡って宿場町へ向かうと、まるで江戸時代への入口をくぐるような気分になります。橋の周辺の木々も色づき始めており、宿場町とはまた違った美しい風景を楽しめました。橋の近くにはお手洗いも整備されているので、散策前後に立ち寄るのに便利です。

木曽の大橋も人気です、このすぐ近くにもお手洗いがあります。

次ページ:実際に歩いて感じた!良かった点と気になった点

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