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松本若菜、体調不良から仕事に復帰 14日の映画『負けへんで』完成披露上映会は欠席していた

松本若菜、体調不良から仕事に復帰 14日の映画『負けへんで』完成披露上映会は欠席していた

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俳優の松本若菜(42)が10月16日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、体調不良から回復して同日から仕事に復帰したと報告した。松本は10月14日に大阪市内の劇場で開かれた映画『負けへんで』(11月13日公開)の完成披露上映会を、体調不良のため当日になって欠席していた。病名や症状は公表されていない。

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16日のストーリーズで「本日より仕事に復帰」

松本はストーリーズで、まず周囲への謝罪を書いた。体調不良で迷惑と心配をかけたことを「申し訳ございませんでした」とわび、続けて「おかげさまで体調も回復し、本日より仕事に復帰することとなりました」と報告している。

締めくくりは今後の抱負だった。「今後はより一層の体調管理に努め、仕事に邁進してまいりたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と書き、文末には力こぶの絵文字を添えている。

この報告は10月16日の朝から複数のスポーツ紙やテレビ局のニュースサイトで伝えられた。ただ、復帰した仕事が何の撮影や収録なのかは、投稿にも報道にも書かれていない。体調不良の具体的な中身や、どの程度の期間休んでいたのかも明らかにされていない。

欠席の発表から復帰の報告まで、2日。短い期間で本人が自分の言葉で無事を伝えた。

14日の大阪完成披露上映会は当日欠席

欠席が伝えられたのは、上映会当日の10月14日だった。映画の公式Xが「登壇者変更のお知らせ」と題した投稿で、同日に大阪で開く完成披露上映会に登壇を予定していた松本が、体調不良のため欠席すると知らせた。

投稿は「松本さんの登壇を楽しみにされていた皆様には、誠に申し訳ございません」とファンにわびたうえで、上映会は予定どおり開き、舞台あいさつには主演の内野聖陽、北村一輝、本木克英監督の3人が登壇すると説明した。最後は「松本さんの一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます」と結んでいる。

発表の時点でも、体調不良の理由や症状には触れていなかった。上映会そのものは中止にならず、そのまま開かれている。欠席の知らせは14日の午後には各社のニュースサイトで一斉に伝えられ、主要キャストの一人を欠いたまま、大阪での舞台あいさつに臨むことになった。

北村一輝が「松本若菜です」と会場を和ませる

上映会の舞台あいさつでは、欠席した松本の名前も話題にのぼった。北村はあいさつの冒頭で「松本若菜です」と名乗って笑いを誘い、そのあとで「若菜ちゃん目当てで来られた方には申し訳ありません。皆さまに楽しんでいただけるようなお話をしたいと思っております」と、松本を目当てに足を運んだ観客を気遣った。

主演の内野は「無事に今日を迎えることができました」とあいさつした。作品のもとになった事件は大阪で起きたもので、内野は「この事件をよくご存じの大阪の方、関西の方にどのように感じていただけるのか、不安でもあり、期待も感じています」と心境を明かしている。出演の話は2年前に監督から受けたといい、「この事件のことは存じていませんでしたが、原作を読ませていただいて、こんなに怖い話があるんだと思いました」とも語った。

関西ならではのやりとりも披露された。内野は、ここまでこってりした大阪弁の役は初めてで、大阪弁ではアドリブを思うように入れられず苦労したと方言の苦労を明かした一方、ロケでは撮影中でも地元の人が気さくに話しかけてきたといい、関西での撮影を楽しんだ様子だった。大阪出身の北村は、大阪弁で困ったら「ガーッ」「ダーッ」といった擬音で押せば何とかなると助け舟を出し、会場を笑わせている。

本木監督は、撮影地でもある大阪で最初の試写を迎えたことを喜んだ。「この作品の舞台になった場所で、初めての試写ができることをうれしく思っております」と話した。

映画『負けへんで』と松本若菜の役どころ

『負けへんで』は、大阪の不動産デベロッパーの社長だった山岸忍氏が、自身の身に起きた事件をつづった手記『負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部』(文藝春秋)をもとにした映画だ。監督は『空飛ぶタイヤ』『超高速!参勤交代』などの本木克英、脚本は吉川次郎が担当し、配給はギャガが務める。上映時間は130分。

山岸氏は東証一部上場企業プレサンスコーポレーションの社長だった2019年12月、大阪地検特捜部に業務上横領の容疑で逮捕・起訴され、248日間勾留された。一審で無罪判決を受け、検察が控訴しなかったため、2021年11月に無罪が確定している。手記は2023年4月に出版された。

物語の主人公は、内野が演じる不動産デベロッパーの社長・藤堂繁だ。2019年、藤堂は過去の学校の土地買収をめぐって関西地検から事情聴取を受け、その48日後に業務上横領の容疑で逮捕される。拘置所で会社を守るために社長を退いた藤堂は、元検事や元判事らでつくる弁護士チームとともに、無実を証明するための反撃に出る。

松本が演じるのは、関西地検の検事・鈴鳴通子。藤堂を追い詰める側の人物だ。北村は藤堂の無実を信じて支える友人の君塚大作を演じ、竜星涼、石丸幹二、藤本隆宏が冤罪を晴らそうと奔走する弁護士役、美村里江が藤堂の恋人・林美奈役で出演する。

鈴鳴は、藤堂にフレンドリーに接しながら距離を詰め、検察にとって都合のいい方向へ藤堂をコントロールしようとする検事として描かれる。拘置所に入った藤堂のもとには、恋人の美奈から「負けないで!」とつづった手紙が届き、藤堂は冤罪を晴らすために戦う覚悟を決める。

冤罪を訴える社長と、その社長を追い詰める検事。松本は物語の対立軸を担う側に立つ。大阪での完成披露上映会は、作品を観客に見せる最初の試写の場だったが、松本はその場に立てなかった。

公開まで1か月を切り、宣伝の動きが続く

映画の全国公開は11月13日に迫る。公式サイトでは、11月5日に東京でプレミアム上映会を開く告知も出ており、公開に向けた宣伝の動きはこれからも続く。

松本は2026年も出演作が続いた。7月期のTBS系火曜ドラマ『君の好きは無敵』では主演を務め、佐野勇斗と組んだ作品は9月15日に最終回を迎えた。映画では5月15日公開の『正直不動産』に、ドラマ版に続いて出演している。

仕事への復帰を自分の言葉で伝えた松本。東京でのプレミアム上映会など公開前のイベントに登壇するかどうかは、10月17日時点ではまだ発表されていない。

[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]

寄稿者

和泉ユウスケ
映画とアニメのことばかり書いているライターの和泉です。Webメディアで映画レビューを書き始めて9年になりました。深夜アニメは毎クール20本前後を追いかけ、映画館には月に数回、公開初日にもよく出没します。公開日・配信日・キャスト情報は正確に、ネタバレには慎重にお届けします。

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