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Claude Maxプランに毎月最大200ドル分のAPIクレジット 受け取り方を画面付きで解説

Claude Maxプランに毎月最大200ドル分のAPIクレジット 受け取り方を画面付きで解説

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン

AnthropicのAIサービス「Claude」の上位プラン「Max」の加入者が、毎月100〜200ドル分のAPIクレジットを受け取れるようになった。Max 5xは毎月100ドル、Max 20xは200ドルで、Webブラウザのclaude.aiから組織を1つリンクすれば受け取れる。手続きは数分で済むが、Claude Codeの利用には充てられず、使い残しは翌月に繰り越せない。

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Max 5xは毎月100ドル、20xは200ドル

対象はMaxプランとTeamプランだ。プランごとの金額は次のとおりで、無料プラン、Pro、Enterpriseは対象に入らない。

プラン毎月のAPIクレジット
Max 5x(月100ドル)100ドル
Max 20x(月200ドル)200ドル
Team(Standardシート)1席あたり20ドル
Team(Premiumシート)1席あたり100ドル
Free・Pro・Enterprise対象外

Teamプランの分は席ごとに足し合わせて1つの残高にまとめられ、上限は月500ドル。例えばStandard 3席とPremium 2席のチームなら、毎月260ドルになる。

APIクレジットとは、開発者向けの窓口「Claude API」を使うときの支払いに充てるお金のことだ。自分でアプリやツールを作ってClaudeを組み込むと、使った分だけ料金がかかる。Maxプランの月額料金はそのままで、この利用料の一部が毎月まかなわれる仕組みになった。

受け取るには、加入してから7日以上たっていることが条件になる。提供は数日かけて順番に広げており、条件を満たしていても受け取りの案内がまだ出ない人もいる。

受け取り方は4ステップ、手続きはWebブラウザで

手続きは、パソコンなどのWebブラウザで開いたclaude.ai(ブラウザ版のClaude)から行う。デスクトップアプリやスマホアプリの設定画面ではなく、ブラウザ版を使うのがポイントだ。Anthropicのヘルプセンターも、受け取りはWebブラウザのclaude.aiで行うよう案内している。iPhoneやAndroidのアプリ経由でMaxに加入した人も対象で、手続きの場所は同じだ。

1. 「設定」から「請求」を開く

ブラウザでclaude.aiを開いてログインし、「設定」の中の「請求」を開く。Maxプランの加入者で受け取りの対象になっていれば、プランの表示の下に「APIクレジット」の欄が出る。ここから組織のリンクに進む。Teamプランでは、オーナーかプライマリオーナーが「組織設定」の「請求」から同じ手続きをする。

2. リンクする組織を選び、受け取りボタンを押す

次に、クレジットを入れる先の組織を選ぶ。組織とは、API用の管理画面「Claude Console」のアカウント単位のことで、APIキーの発行や料金の支払いはこの組織ごとに管理される。

これまでAPIを使ったことがなく、Consoleの組織を持っていない人も心配はいらない。手続きの途中で新しく作れる。作るときに組織の種類を選ぶ画面が出るので、個人で使うなら「個人向け」を選べばよい。ほとんどの人は個人向けで問題なく、「(名前)’s Individual Org」という名前の組織ができる。

続いてメールアドレスを入力する画面になったら、いま月額で契約しているClaudeと同じメールアドレスを入れる。ヘルプセンターも、claude.aiと同じメールアドレスでConsoleにサインインするよう勧めている。入力を終えると、API用の管理画面であるClaude Consoleに移る。

Claudeの設定画面に表示されたAPIクレジット受け取りの案内。「リンクして$100分を受け取る」と「今はしない」のボタンが並ぶ
受け取りの案内画面(Max 5xの場合)

続いて、「ご利用のMaxプランには、毎月$100分のAPIクレジットが含まれています」という画面が出る。補足クレジット規約を確認し、「リンクして$100分を受け取る」を押せば手続きは終わりだ。Max 20xの人は、表示が200ドル分になる。

3. カードを登録するかどうかを選ぶ

リンクが済むと、組織に100ドル分のAPIクレジットが追加されたことを知らせる画面に切り替わる。プランが有効な間は、更新のたびに100ドル分が追加されるという説明も添えられている。

Consoleの組織に$100分のAPIクレジットが追加されたことを知らせる画面。「今後の購入用にカードを追加」と「カードなしで続行」のボタン
リンクが済むと、クレジットの追加を知らせる画面に切り替わる

ここで迷いやすいのが、2つのボタンだ。「今後の購入用にカードを追加」はクレジットを買い足すためのカード登録で、受け取りには必要ない。画面にも「本日の請求はありません」と書かれている。無料の分だけ使うなら「カードなしで続行」を選べばよい。

4. Claude Consoleで残高を確かめる

最後に、Claude Consoleを開いて残高を確かめる。ダッシュボードの「組織のクレジット」に100ドルと表示されていれば完了だ。Consoleの設定にある請求の画面では、受け取ったクレジットの金額と有効期限も確かめられる。

Claude Consoleのダッシュボード。組織のクレジットに$100.00と表示されている
Claude Consoleのダッシュボード。「組織のクレジット」に残高が出る

同じ欄にある「残高を追加」は、有料でクレジットを買うボタンだ。金額の下にある「自動チャージをオンにする」は、購入したクレジットの残高が決めた額まで減ったときに、登録したカードで自動的に買い足す設定になる。判定に使われるのは購入した分の残高だけで、毎月の無料分が残っていても買い足しが起きることがある。無料の分だけで試すなら、どちらも押さない。

claude.aiの「設定」→「請求」に戻ると、APIクレジットの欄に組織名と「リンク済み」の表示、毎月の金額、次にクレジットが入る日付が並ぶ。クレジットはプランの支払いが済んだ少し後に入る。年払いの人には月ごとに届く。

claude.aiの設定の請求画面。APIクレジットの欄にリンク済み、月間クレジット$100、次回のクレジットの日付が表示されている
リンク後のclaude.ai「設定」→「請求」の画面

Claude Codeには使えない、繰り越しもできない

受け取る前に押さえておきたい決まりが、いくつかある。

最も誤解されやすいのが、使い道だ。このクレジットで払えるのはClaude API、Consoleのプレイグラウンド(ブラウザ上でAPIを試せる画面)、Claude Managed Agents、Claude Agent SDKの利用料に限られる。ターミナルやIDE、デスクトップアプリ、Webで対話しながら使うClaude Codeは対象外。対話せずに1回の指示だけを実行する「claude -p」とAgent SDKも、クレジットから払われるのはリンクした組織のAPIキーで動かした場合だけだ。Claudeのプランでログインしたまま使うと、これまでどおりプランの利用上限から差し引かれ、クレジットは減らない。Claude CodeのGitHub Actions連携、IDEの拡張機能、デスクトップアプリから動かした分は、「claude -p」を使っていてもClaude Codeの利用として扱われ、対象外になる。Claudeアプリの追加利用分にも充てられず、Amazon BedrockやGoogle CloudのVertex AIといった他社のクラウド経由の利用にも使えない。

Maxプランの利用上限が増えるわけでもない。チャットやClaude Codeを使える量は、これまでと変わらない。

使い残しは翌月に繰り越されず、請求期間の終わりに消える。毎月の枠を使い切るかどうかは自分次第で、ため込むことはできない。

リンクできる組織は、1つのプランにつき1つだけ。あとから自分で付け替えることはできず、変えたいときはサポートへの問い合わせが要る。仕事用と個人用など、Consoleの組織を複数持っている人は、APIで実際に開発する組織を選んでからリンクしたい。

同じ組織の中で発行したAPIキーとワークスペースは、すべて1つの残高を分け合う。プロジェクトごとに使いすぎを防ぎたいなら、ワークスペースを分けて使用額の上限を設定しておくと安心だ。

使い切ったら止まる、プランへの請求はなし

クレジットを使い切った場合の扱いも決まっている。別に購入したクレジットが組織に残っているか、自動チャージをオンにしていれば、そちらから引き続き払われる。どちらもなければ、APIのリクエストは次の月のクレジットが入るまで止まる。足りない分がClaudeのプラン料金に上乗せされて請求されることはない。

毎月の分は、購入したクレジットより先に使われる。カードを登録せず自動チャージもオンにしていなければ、勝手に料金が発生することはない仕組みだ。

途中でプランを変えた場合は、こうなる。Max 5xから20xに上げると、日割りのクレジットがすぐに入り、次の更新から毎月200ドルになる。解約したり対象外のプランに下げたりすると新しいクレジットは止まるが、すでに受け取った分は有効期限まで使える。

100ドルを長持ちさせるには

Anthropicは、クレジットを長持ちさせるコツとして、作業に見合ったモデルを選ぶこと、同じ前置きをくり返し送る処理ではプロンプトキャッシュを使うことを挙げる。すぐに返事が要らない大量の処理なら、Message Batches APIを使うと料金が半分で済む。

毎月の枠は、APIを試したかった人には大きい。これまでは自分でクレジットを買わなければ触れなかったAPIを、カードを登録しないまま毎月試せる。自分用の小さなツールづくりや、Agent SDKを使ったエージェントの試作に向く。

Maxに入っていて設定画面に「APIクレジット」の欄が見当たらない人は、加入から7日たっているか、まず確かめたい。条件を満たしているのに表示されない場合、Anthropicはサポートへの連絡を勧めている。

関連記事:Claude Fable 5、Maxプラン・Team Premiumに統合 Proは従量制へ

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

寄稿者

MEDIA DOGS 編集部
メディアドッグス株式会社のMEDIA DOGS 編集部チーム。インターネットマーケティングに約10年携わるメンバーで編成し、企画・取材・執筆から公開後の改善まで一貫して担当。「出会いを、設計する。」のもと、人と企業が正しく出会える場をつくるために、一次情報の確認とファクトチェックを徹底。情報をわかりやすく誠実に届け、読者の疑問を解決します。

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