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映画ちいかわ、入場者特典のリバイバル配布決定 第3・4・6弾は2026年内、時期は後日発表

映画ちいかわ、入場者特典のリバイバル配布決定 第3・4・6弾は2026年内、時期は後日発表

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公開中のアニメ映画『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の公式サイトは10月7日、入場者特典の第3弾・第4弾・第6弾を年内にリバイバル配布すると発表した。対象は数量の関係で早く配布を終えた特典と、早期終了が見込まれる特典で、配布時期などの詳細は今後発表する。同じ日、東宝は公開75日間で興行収入172億円、観客動員1178万人を突破したと明らかにした。

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再配布されるのは3つの特典、時期は未定

10月7日に公式サイトへ載ったお知らせは、劇中シーンを描いた第2弾メインビジュアルの解禁とあわせての発表だった。リバイバル配布の対象として挙がったのは、第3弾のプルバックカー「ごきげんセイレーン♪」全3種類、第4弾のチャームミニフィギュア全4種類、そして10月10日(土)に配布が始まる第6弾のチャームミニフィギュア全2種類の3つだ。

公式は理由を、過去に数量の関係で早期に配布終了となってしまった、または早期の配布終了が予想される特典のため、と説明している。時期について書かれているのは「年内」の一語だけ。具体的な日付や配布する劇場、数量、1人あたりの配布数などは、10月8日時点で何も発表されていない。お知らせは「実施時期など詳細については今後の情報解禁をお待ちください」と結んでいる。

目を引くのは、まだ配布が始まっていない第6弾まで対象に入った点だ。公式は同じお知らせの中で、連日多くの観客が訪れている状況から、第6弾は数量の関係で10月10日のうちに配布を終える劇場も見込まれると注意を呼びかけた。初日に受け取れない人が出ることを見越して、年内の再配布を先に打ち出した。

第6弾は、ちいかわとハチワレ、うさぎとモモンガがそれぞれ2人組になったチャームミニフィギュアで、入場者特典としてコンビ仕様のフィギュアが出るのは初めてになる。ちいかわとハチワレはカレーを盛ったスプーンを掲げる場面、うさぎとモモンガはセイレーンに奇策を仕掛ける場面をもとにしている。どちらが出るかはランダムで、種類は選べない。

関連記事:映画ちいかわ、興収168.5億円で歴代14位 入場者特典第6弾は10月10日から数量限定で配布

7月24日から6弾、ほぼ2週間おきの切り替え

入場者特典は7月24日の公開初日から始まり、第5弾まではほぼ2週間ごとに新しいものへ切り替わってきた。第6弾だけは告知の日程が異なり、第5弾から3週間後の配布開始となる。第6弾までの内容と配布開始日を並べると次のとおりだ。リバイバル配布の対象になったのは、表のうち第3弾・第4弾・第6弾の3つになる。

弾特典の内容配布開始日リバイバル配布
第1弾チャームミニフィギュア(全8種・ランダム)7月24日(金)対象外
第2弾ボンボンドロップシール8月8日(土)対象外
第3弾プルバックカー「ごきげんセイレーン♪」(全3種・ランダム)8月22日(土)対象
第4弾チャームミニフィギュア(全4種・ランダム)9月5日(土)対象
第5弾ひみつ本9月19日(土)対象外
第6弾チャームミニフィギュア(全2種・ランダム)10月10日(土)対象

第1弾は、ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、モモンガ、くりまんじゅう、ラッコ、シーサー、古本屋の8キャラクターをミニチャームにした劇場限定アイテムだった。第3弾のプルバックカーは、ちいかわ、ハチワレ、うさぎのいずれかを背中に乗せたセイレーンが走り出す仕掛けで、残数のある劇場でも配布は9月4日までとされていた。続く第4弾は島の住人たちが主役で、ヒトハ、フタバ、島二郎、セイレーンの4種をそろえた。

第5弾のひみつ本は、セイレーン編の構想段階のイラストや描き下ろし漫画などをまとめた全52ページの冊子だった。公式は9月20日、この冊子に誤植が2か所あったとして、お詫びと訂正を出している。声優の小澤亜李の名前が「小澤亜季」になっていたほか、裏表紙の「掲載」が「掲戟」になっていた。再発行や交換の予定はないという。

フィギュアやプルバックカーなど、立体物の特典ばかりがリバイバル配布の対象に入った。第1弾も立体物だが、対象からは外れている。公式は対象を選んだ基準として、早期に配布を終えたかどうか以外のことを示していない。

興収172億円、歴代14位の位置にいる

公開から2か月半がたっても、数字は伸び続けている。東宝の10月7日の発表によると、7月24日の公開から10月6日までの75日間で、観客動員は1178万人、興行収入は172億円を突破した。

数字の伸び方を追うと、ペースの速さがよく分かる。公開初日の興収は9.9億円で、公開30日で100億円を超えた。9月21日の公式発表では公開59日間で158.4億円に達し、2026年に公開された映画の興行ランキングで1位になったと伝えていた。その後も9月27日までの66日間で168.5億円、10月4日までの73日間で171.7億円と、週を追うごとに積み上がっている。

興行通信社がまとめる日本の歴代興行収入ランキング(10月4日現在)で、この作品は171.7億円の14位に入る。すぐ上の13位は2002年公開の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で173.0億円、12位は2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で173.5億円。10月6日までの172億円で見ても、13位との差はおよそ1億円まで縮まった。

比較の対象として挙がるのが、2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』だ。同作は公開72日間で興収171億円に到達し、2023年のアンコール上映を含めて最終的には203.4億円まで伸びた。ちいかわは1日多い公開73日間で171.7億円となり、REDとほぼ並ぶペースを保っている。

入場者特典の切り替えと、リバイバル配布の発表が重なる10月の週末。第6弾の配布が始まる10月10日は3連休の初日にあたり、12日(月)はスポーツの日だ。特典を目当てにした来場が、13位との1億円差を埋めるかどうかが次の節目になる。

作品は「セイレーン編」、監督は及川啓

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、イラストレーターのナガノがXで連載する漫画『ちいかわ』の初の劇場版だ。2025年11月24日に映画化が発表され、2026年7月24日に通常版とIMAX版で全国公開となった。描かれるのは、ナガノが2023年3月から11月にかけてXに投稿した長編、通称「セイレーン編」。うさぎが顔に貼り付けて持ってきた「特別な島へご招待」のチラシをきっかけに、ちいかわたちが島合宿へ向かい、島民を次々と連れ去るという巨大なセイレーンの討伐計画に巻き込まれていく。

原作と脚本はナガノが手がけ、監督は及川啓が務める。アニメーション制作はサイピク、音楽はトクマルシューゴと上水樽力で、配給は東宝。声の出演は、ちいかわ役の青木遥、ハチワレ役の田中誠人、うさぎ役の小澤亜李、モモンガ役の井口裕香、くりまんじゅう役の淺井孝行、ラッコ役の内田雄馬、シーサー役の島袋美由利、古本屋役の春海百乃と、テレビアニメと同じ顔ぶれがそろった。映画で登場する島の住人は、島二郎を最上嗣生、セイレーンを鈴木みのり、ヒトハを寺澤百花、フタバを鈴代紗弓が担当した。

テレビアニメの側では動きがあった。フジテレビ系「めざましテレビ」内で放送中のアニメは10月2日から新作の放送を一時休止し、12月25日まで過去の人気回をリバイバル放送している。新作の再開は2027年1月の予定だ。

関連記事:ちいかわ、10月2日から新作放送を一時休止 リバイバル放送は12月25日まで、新作再開は2027年1月予定

劇中の音楽は、公開日の7月24日に発売された『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』オリジナル・サウンドトラック(3,300円・税込)にまとめられており、劇伴曲やキャラクターたちが歌う劇中歌など52曲を収録している。

10月16日から再びペンライト応援上映

特典以外の上映企画も続く。キャラクターの登場に合わせて色が変わる自動制御ペンライトを使い、声を出して応援できる「“なんとかなれーッ!”応援上映」の2回目が、10月16日(金)19時と、17日(土)・18日(日)の16時から行われる。会場はTOHOシネマズ日比谷など5都道府県の7劇場で、チケットは10月9日(金)午前0時から各劇場のサイトで発売する。

一方で、リバイバル配布の中身はまだ見えない。年内のいつ、どの劇場で、第3弾・第4弾・第6弾を同時に配るのか、それとも順番に配るのか。公式は詳細を今後発表するとしており、続報は公式サイトと公式Xで告知される。受け取りを逃した人が確実に手にできる仕組みになるかどうかは、その発表を待つことになる。

[文/構成 by エンタメライター 和泉ユウスケ]

寄稿者

和泉ユウスケ
映画とアニメのことばかり書いているライターの和泉です。Webメディアで映画レビューを書き始めて9年になりました。深夜アニメは毎クール20本前後を追いかけ、映画館には月に数回、公開初日にもよく出没します。公開日・配信日・キャスト情報は正確に、ネタバレには慎重にお届けします。

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