広末涼子、同乗者の男性A氏の正体「マネージャーではなく映画のキャスティング担当」

【30秒で理解】記事のポイント
2025年4月、女優の広末涼子さんが新東名高速で追突事故を起こし、過失運転致傷の疑いで書類送検された。当初「マネージャー」と報じられた同乗男性は、実際には彼女の復帰作のキャスティングを担当した人物だったことが判明。事故前の広末さんの言動や、なぜ運転を交代したのかという点に注目が集まっている。
広末涼子さん書類送検、時速180キロ追突事故の真相と同乗者の謎
2025年11月13日、静岡県警は女優の広末涼子さん(45)を過失運転致傷の疑いで静岡地検に書類送検した。これは、同年4月に新東名高速道路で発生した追突事故に関するものである。捜査関係者によると、広末さんが運転する車は時速180キロを超える速度で走行していたとみられ、同乗していた男性A氏が骨折する重傷を負った。この事故は、当初報じられた情報の錯綜もあり、多くの謎を残している。特に、A氏の正体と事故に至るまでの経緯が、事件の背景を理解する上で重要な鍵となる。
事故の概要:新東名トンネル内での高速追突
事故が発生したのは、2025年4月7日。場所は静岡県掛川市内を走る新東名高速道路上りの粟ヶ岳トンネル内であった。広末さんが運転する乗用車が、前方を走行していた大型トレーラーに追突。車は大きく破損し、同乗していたA氏は骨折するなどの怪我を負った。捜査によれば、現場に目立ったブレーキ痕はなかったとされ、事故時の速度は法定速度を大幅に上回る時速180キロ台に達していた可能性が指摘されている。この事実は、広末さんが「ぼーっとしていた」と供述していることと合わせ、運転時の状況に多くの疑問を投げかける。
同乗男性A氏の正体:「マネージャー」ではなく「映画キャスティング担当」
事故当初、同乗していたA氏は「マネージャー」と広く報じられた。しかし、その後の取材で彼の本当の役割が明らかになった。A氏は広末さんのマネージャーではなく、彼女の女優復帰作と目されていた映画のキャスティングを担当した人物である。複数の報道によると、A氏は元大手芸能事務所の社員で、独立後はキャスティング会社を経営しているという。いわば、広末さんの「完全復活に向けたブレーン」の一人と目される存在だ。
この事実は、事故の背景を複雑にする。A氏は広末さんとマネジメント契約を結んでいたわけではなく、あくまで仕事上のパートナーという関係性。事故を起こした高級外車もA氏の所有物であった。二人は映画の仕事で訪れていた奈良からの帰路、この悲劇に見舞われたのである。
なぜA氏は広末さんに運転を任せたのか?
事故の大きな謎の一つが、なぜA氏が広末さんに運転を交代させたのか、という点だ。報道によれば、二人は事故直前に浜松市内のサービスエリアに立ち寄り、そこで運転を交代したとされる。一部では、運転好きで知られる広末さん本人が運転を希望したのではないか、との見方もある。スポーツニッポン新聞社の飯尾史彦氏はテレビ番組で、A氏が仕事を持ってきた立場であるため、広末さんの希望を断る選択肢はなかったのではないかと推測している。もしA氏が専属マネージャーであれば、タレントの心身の状態を管理する責任から運転を制止したかもしれない。しかし、ビジネスパートナーという関係性が、異なる判断につながった可能性は否定できないだろう。
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