MEDIA DOGS

新着記事

【韓国・仁川】新浦国際市場はタッカンジョンだけじゃない!地元民に愛されるB級グルメ天国を歩く

【韓国・仁川】新浦国際市場はタッカンジョンだけじゃない!地元民に愛されるB級グルメ天国を歩く

「韓国旅行といえばソウル!」そんな常識を覆す、ディープな体験をしてきました。2025年11月、私が訪れたのは仁川にある新浦(シンポ)国際市場。正直に言うと、最初は「タッカンジョン(鶏の甘辛唐揚げ)が有名な市場」くらいの知識しかありませんでした。でも、一歩足を踏み入れた瞬間、その考えは良い意味で裏切られることに!

そこは、観光客向けに整備されたソウルの有名市場とは一味違う、地元の人々の熱気と生活感が渦巻く「本物の韓国」。今回は、そんな新浦国際市場で私が体験したリアルな感動と、ちょっぴり悔しい失敗談(笑)を交えながら、その魅力を余すところなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、きっとあなたも仁川行きのチケットを探し始めているはずです!

新浦国際市場ってどんなところ?100年の歴史が息づく仁川の台所

まず、新浦国際市場がどんな場所なのか、少しだけご紹介しますね。この市場、実は仁川で最初の近代的常設市場で、100年以上の歴史を誇る場所なんです。

19世紀末、仁川港が開港した際に、日本人や中国人、西洋人向けに新鮮な野菜を売る場所として始まったのがそのルーツ。今では、韓国観光公社が選ぶ「外国人が訪れやすい伝統市場」にも選ばれており、その歴史的価値も認められています。

約150もの店舗が軒を連ねるアーケードは、まさに食のワンダーランド。地元の人々が日常的に利用する「仁川の台所」でありながら、私たち旅行者にとっても魅力的なグルメスポットが満載なのです。

活気あふれる市場の入り口。期待に胸が膨らみます。

【2025年11月訪問】私のリアル体験記

さて、ここからは私が実際に市場を訪れた日の体験記です。天気は快晴、韓国人の友人と一緒に仁川空港近くから車で向かいました。週末ということもあり、市場はたくさんの人で賑わっていました。

第一印象は「活気と香ばしい匂い」。ローカル感に心躍る!

アーケードに足を踏み入れた瞬間、まず感じたのはその活気!威勢のいいお店の人の声、行き交う人々の楽しそうな話し声、そして何より、揚げ物やパンが焼ける香ばしい匂いが混ざり合って、五感を刺激します。驚いたのは、日本人観光客の姿がほとんど見当たらなかったこと。聞こえてくるのは韓国語ばかりで、まるで自分が韓国ドラマの世界に迷い込んだかのような気分になりました。このローカルな雰囲気が、たまらなく心地よかったです。

B級グルメ食べ歩き!でも、名物タッカンジョンは…?

新浦国際市場の代名詞といえば、やっぱりタッカンジョン。市場の入り口近くにある有名店には、すでに行列ができていました。大きな鍋で豪快にチキンとソースを絡める様子は、見ているだけで食欲をそそられます。

名物のタッカンジョン。甘辛い香りが漂います。

…と、言いつつ、実は私、辛いものが少し苦手でして…。友人から「タッカンジョンは結構スパイシーだよ」と聞き、今回は泣く泣く断念。でも、ご安心を!この市場の魅力はタッカンジョンだけではありません。

湯気が立ちのぼる肉まん(왕만두)やマンドゥ(만두)の店先では、多くの人が足を止めていました。日本の肉まんよりも大きく、ずっしりとした見た目が印象的。これも絶対に美味しいやつだ…!

他にも、もち米で作られたドーナツや、色とりどりの天ぷらなど、目移りしてしまうほどのB級グルメがずらり。歩いているだけでお腹が空いてきます。

痛恨のミス!?クァベギで学んだ市場の掟

そんな中、私がロックオンしたのがクァベギ(꽈배기)、韓国風のねじり揚げドーナツです。揚げたてに砂糖をまぶした、シンプルながらも後を引く美味しさのスイーツ。あるお店で、少し大きめの美味しそうなクァベギを発見し、迷わず購入しました。1つ2,000ウォン(約200円)。

外はサクッ、中はもっちり。優しい甘さが口いっぱいに広がり、「これこれ!」と大満足。だったのですが…。市場をさらに進んでいくと、なんと別の店で少し小ぶりなクァベギが1,000ウォンで売られているのを発見してしまったのです!

「や、やられた…!」

もちろん、大きさも味も違うのかもしれません。でも、あの時の「もっとよく見てから買えばよかった…」というちょっぴり悔しい気持ちは、今でも忘れられません(笑)。これもまた、市場巡りの醍醐味。皆さんも、衝動買いにはご注意を!

広蔵市場とは違う!パン好きにはたまらない発見の数々

私がこの市場を「リピートしたい!」と思った最大の理由。それは、ソウルの広蔵市場(クァンジャンシジャン)などではあまり見かけない、ユニークなパンやスイーツが豊富だったことです。

ふわふわの巨大なカステラや、濃厚そうなエッグタルト。そして、見た目のインパクトがすごい玉ねぎニンニクパンや、コーヒーの香りがするモカパンまで。

さらには、ワッフルの形をした「クロックスワッフル」なるものや、色とりどりの伝統菓子も。

【関連記事】
【韓国】クロックスワッフルが可愛い!値段・味は美味しい?新浦国際市場の屋台でクロックスパン実食レポ

甘いもの好きにはまさに天国のような場所でした。広蔵市場が「THE・韓国屋台」なら、新浦国際市場は「屋台+ローカルベーカリー」のハイブリッド型。この発見は、今回の旅一番の収穫でした。

この画像のお菓子は、現地の人に聞くととても甘いみたいです。

次ページ:旅の計画に役立つ実用情報まとめ

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Return Top