長倉幹樹、古巣浦和戦で先制弾 FC東京が3-0で4連勝、首位柏に勝ち点1差

時間がない人向けの30秒で理解ゾーン
明治安田J1リーグ第9節が、きのう10日に味の素スタジアムで行われ、FC東京が浦和レッズを3-0で下した。後半18分に古巣対戦の長倉幹樹(27)が先制点を挙げ、残る2点もアシストして全得点に絡んだ。FC東京はリーグ戦4連勝で勝ち点を20に伸ばし、首位の柏レイソルとの差を1に縮めている。
後半の22分間で3得点、長倉が全ゴールに関与
0-0で折り返した試合が動いたのは後半18分だった。常盤亨太のターンから安斎颯馬がフリックしたボールを中盤で受けた長倉が前を向き、そのままドリブルでペナルティーエリアへ持ち込む。最後は左足でニアサイドを撃ち抜き、先制点を奪った。
6分後には追加点が生まれる。J1デビューの永野修都が右サイド深くへ送ったロングパスに長倉が抜け出し、ゴール前へ折り返す。走り込んだ安斎颯馬(24)が、左足で無人のゴールへ流し込んだ。
後半40分には、高い位置でボールを奪ったところから長倉がパスを出し、佐藤恵允(25)が右足でネットを揺らして3-0。前半を無得点で終えたチームが、わずか22分間で試合を決めた。
1ゴール2アシストで全3得点に絡んだ長倉にとって、今季6点目となるゴールだった。アシストと合わせた得点関与は10となり、柏の瀬川祐輔と並び、日本人選手で最多タイとなった。観衆は3万4998人だった。
浦和では13試合1得点、出場機会を求めて東京へ
長倉にとって浦和は、ユース時代を過ごしたクラブだ。その後は順天堂大学を経て、東京ユナイテッドFC、ザスパクサツ群馬、アルビレックス新潟とキャリアを積み、2025年シーズンに新潟から完全移籍で浦和へ戻った。
だが、浦和では先発の機会に恵まれなかった。J1リーグで13試合に出場して1得点にとどまり、2025年6月にFC東京への期限付き移籍が決まる。2026年1月には完全移籍に切り替わり、FC東京の一員として新シーズンを迎えた。
試合後、長倉はゲキサカの取材に「浦和では何もできていないので」と語り、古巣相手の一戦に向けた思いを明かした。中日スポーツには「フォワードが点を取れれば勝てる」と話している。
半年で1得点だったクラブを相手に、1試合で3得点すべてに関わる。立場が変わり、結果も変わった。
リーグ8試合負けなし、公式戦は6試合連続完封
FC東京の勢いは数字にも表れている。開幕戦で町田に敗れて以降、リーグ戦は8試合負けなし。4連勝の間は1点も失っておらず、公式戦では6試合連続の完封で、11試合続けて負けていない。
この日はボランチの高宇洋が出場停止となり、20歳の永野修都がJ1デビューを果たした。後半24分の追加点は、永野のロングパスから始まった攻撃だった。U-21日本代表としてアジア大会にも出場した若手が、本職のDFではなくボランチで起用され、初めてのJ1の舞台で得点に絡んでいる。
一方の浦和は2試合ぶりの黒星で、今季5敗目。勝ち点12のまま、10日終了時点で10位につけている。
首位柏と1差、10日終了時点で3位
第9節では、首位の柏が9日に神戸を4-2で破り、勝ち点を21に伸ばしていた。FC東京は勝ち点20で首位との差を1とし、10日の全日程を終えた時点では、同じく勝ち点20の町田に得失点差で及ばず3位となっている。4位の神戸までが勝ち点2差の中にひしめく。
第9節は11日に残り4試合があり、勝ち点17の広島が東京ヴェルディと対戦する。広島が勝てば勝ち点20で並ぶが、柏の勝ち点21を上回るチームは出ないため、首位柏とFC東京の1差は第9節を終えても変わらない。
FC東京は14日にルヴァンカップ3回戦で水戸ホーリーホックと戦い、17日のリーグ第10節では東京ヴェルディとの東京ダービーを迎える。首位との差を詰めたチームと、古巣相手に結果を残したストライカー。勢いをそのままダービーへ持ち込めるかが、上位争いの次の焦点になる。
[文/構成 by スポーツライター ミカ]














































































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