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結婚発表した、さとうほなみはどんな人?朝ドラ「ばけばけ」出演中の女優

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【30秒で理解】さとうほなみとは

さとうほなみは、人気バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」と、女優「さとうほなみ」という二つの顔を持つ表現者である。現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で遊女・なみ役を好演し、その演技力が高く評価されている。2017年の本格的な女優活動開始以降、数々の話題作で難役をこなし、2025年11月13日には俳優の柄本時生との結婚を発表した。

二つの顔を持つ表現者、さとうほなみとは何者か

現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、複雑な背景を持つ遊女・なみ役を演じ、注目を集めている女優がいる。さとうほなみ、36歳。彼女の名前に聞き覚えがなくとも、人気バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」として、その姿を知る人は少なくないだろう。ミュージシャンと俳優、二つの世界で異なる名前を使い分け、それぞれで確かな足跡を残す彼女は、一体どのような経歴を歩んできたのだろうか。

音楽から演技へ―キャリアの転換点

さとうのキャリアは、一つの分野に留まらない。音楽と演技、二つの表現活動が彼女のアイデンティティを形成している。

「ゲスの極み乙女。」ドラマーとしての顔

さとうは高校時代からバンド活動に勤しみ、2012年に川谷絵音らと共に「ゲスの極み乙女。」を結成。「ほな・いこか」名義でドラムを担当し、2014年にメジャーデビューを果たした。テクニカルな演奏とステージ上での存在感は、バンドの大きな魅力の一つとなっている。音楽活動は彼女の表現者としての原点であり、今なおキャリアの重要な柱である。

2017年、女優「さとうほなみ」の始動

音楽活動と並行し、彼女は俳優としての道を本格的に歩み始める。小学生時代から演技経験はあったものの、大きな転機となったのは2017年。さとうほなみ名義での俳優活動を宣言し、同年のテレビ朝日系ドラマ『黒革の手帖』に出演した。この際、「女優デビュー」として広く報じられ、コネ入社の銀行員・丸山聖華という物語の鍵を握る役柄を演じきった。本人も当時、「役柄的に周りをかき乱す役なので、人をどのようにしたらムカつかせられるか、毎日、鏡を見て勉強していました」とコメントしており、俳優業への強い意欲がうかがえる。

朝ドラ「ばけばけ」での存在感―遊女・なみ役への挑戦

2025年9月29日から放送が始まったNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツをモデルにした物語で、さとうはヒロイン・トキ(髙石あかり)の友人であり、遊女として生きる「なみ」を演じている。

境遇に屈しない遊女「なみ」という役柄

なみは、農家の8人兄弟の長女として生まれ、家族の借金のために自ら身を売り遊女となった人物だ。過酷な境遇にありながらも、それを感じさせない明るさとたくましさを持つ。さとうは役作りについて、「遊女を演じるに当たっていろいろ調べてみると、明るく生きていられるような人生じゃないんですよね」と語り、役の背景にある厳しさを深く理解した上で、演出からの「明るく、めげない人でいてほしい」というリクエストに応えようとしている。その演技は、単なる明るさだけでなく、内に秘めた覚悟や悲しみをにじませ、キャラクターに深みを与えている。

ヒロインオーディションからの抜擢

興味深いことに、さとうは当初、ヒロイン・トキ役のオーディションに参加していた。本人は「年齢が募集要項ギリギリアウト!?ぐらいだったので(笑)まぁ無理だろうと思っていました」と振り返っている。結果的にヒロイン役は逃したものの、後日なみ役での出演オファーを受け快諾。制作統括の橋爪國臣氏は、「さとうほなみさんは、その明るさの中に、背負った業や、秘めた悲しみも表現できる方です。なみが深く愛せるキャラクターになると思います」と起用の理由を語っており、制作陣からの信頼の厚さがうかがえる。

次ページ:SNSでの反響と評価―「演技派」としての確立

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