五稜郭タワーは歴史と絶景の宝庫!実際に訪れてわかった魅力とお土産やチケット売り場情報

函館観光のハイライトといえば、多くの人が思い浮かべる「五稜郭タワー」。あの美しい星形の城郭を一望できる絶景は、まさに圧巻ですよね。私もその景色を楽しみにして訪れたのですが、実際に足を運んでみて、大きな発見がありました。それは、このタワーの本当の魅力は、展望台に登る“だけ”では味わいきれないということです。
この記事では、私が2025年10月末に実際に訪れて感じたリアルな感想や、意外と知られていない楽しみ方、アクセスで少し気になった点などを、これから訪れるあなたの参考になるように、正直にレビューしていきます。
まずは基本情報をおさらい!五稜郭タワーってどんなところ?
五稜郭タワーは、国の特別史跡である五稜郭に隣接する展望塔です。現在のタワーは2006年4月にオープンした2代目で、避雷針を含めた高さは107m。地上90mにある展望台からは、五稜郭の美しい星形はもちろん、函館市街や函館山、津軽海峡まで360度のパノラマが広がります。
単なる展望施設ではなく、展望フロアには五稜郭の歴史を学べるジオラマや展示スペース「五稜郭歴史回廊」があり、歴史好きにはたまらない空間となっています。また、1階のアトリウムや売店は誰でも無料で利用でき、市民や観光客の憩いの場としても親しまれています。

【実体験】秋の夕暮れ時に訪問!混雑状況とリアルな感想
私が訪れたのは、10月31日の午後4時頃。五稜郭公園を散策し、紅葉を楽しんだ後の訪問でした。
【関連記事】
【体験レポ】五稜郭公園の紅葉に感動!タワーだけじゃない、歩いてわかった魅力と注意点
秋の澄んだ空気の中、赤や黄色に色づいた木々の間からそびえ立つタワーの姿は本当に美しく、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。

公園からの絶景と、賑わうタワー内部
売店側の入口から中へ入ると、平日の夕方にもかかわらず、かなりの賑わい!


特に1階のお土産物売り場は、修学旅行生や観光客でごった返しており、レジには長い列ができていました。お土産をゆっくり選びたい方は、時間に余裕を持つか、比較的空いている午前中を狙うのが良いかもしれません。

また、展望タワーのチケット売り場も少し混雑していました。
大人 1,000円 / 中・高校生 750円 / 小学生 500円
※小学生未満無料。団体割引、障がい者割引あり。

心奪われた「アトリウム」の解放感
一方で、売店の奥に広がるアトリウム空間は、その混雑が嘘のような静けさと解放感に満ちていました。ガラス張りの天井から太陽の光がたっぷりと降り注ぎ、まるで室内のオアシスのよう。中央には季節の花々が美しく飾られていて、歩き疲れた足を休めるのにぴったりの場所でした。
私が訪れた日は幸いにも晴天でしたが、もし雨や雪の日でも、このアトリウムなら天候を気にせず、明るく開放的な空間で自然を感じながら休憩できるのは、とても嬉しいサービスだと感じました。



歴史ファンも納得の見どころたち
アトリウムの周りには、新選組副長・土方歳三のブロンズ像や、全国のタワーを紹介する展示など、展望台に登らなくても楽しめる要素がたくさんありました。特に土方歳三像は、歴史ファンならずとも、その凛々しい姿に引き込まれるはずです。また、大きな荷物を持っている観光客には嬉しい、大型のコインロッカーも完備されていました。


また、大きな荷物を持っている観光客には嬉しい、大型のコインロッカーも完備されていました。

次ページ:良かった点と少し気になった点

































コメントはこちら