山本由伸「Losing isn’t an option」発言でネット騒然 “言ってない名言”がついに本物に?
優勝セレモニーで本人が発信、ファンの熱狂は最高潮へ
そして迎えた11月3日の優勝セレモニー。壇上に上がった山本投手は、まずスペイン語で「Buenas tardes(こんにちは)」と挨拶し、ファンを驚かせた。続けて、満員の観衆に向けてこう語りかけた。
“You know what? Losing isn’t an option!”
この一言に、スタジアムは割れんばかりの歓声と「MVP」コールに包まれた。これまでネット上で「言ってない名言」として楽しまれてきたフレーズが、最高の舞台で本人の口から正式に発せられた瞬間だった。
山本由伸が英語でスピーチ🏆
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) November 3, 2025
「Buenas tardes(こんにちは)」とまずスペイン語で挨拶
↓
「You know what? Losing isn’t an option(負けるという選択肢はない)」
※優勝する前の会見で「何としても負けるわけにはいかない」という発言が意訳されたもの
🎥@mlbespanol
pic.twitter.com/hOcbxm03uQ
SNS上では「ついに本人が言った」「嘘から出た実」「激アツすぎる」といった賞賛の声が相次ぎ、この出来事はファンの記憶に深く刻まれることとなった。
言葉と現実が交差した象徴的出来事
一人のアスリートの決意表明が、通訳を介して力強い言葉となり、ネットミームとして拡散し、最終的に本人がそれを受け入れて自らの言葉とする。この一連の流れは、現代における情報の伝播と文化形成の在り方を象徴する出来事といえるだろう。
山本投手の圧倒的な実力と、彼の言葉を拾い上げ、楽しみ、広げたファンやメディア、そしてチームメイト。そのすべてが一体となって生まれた「名言」であった。
これは単なる言葉遊びではなく、アスリートとファンとの新しい関係性や、グローバルな舞台でのコミュニケーションの面白さを示す、興味深い事例として語り継がれていくに違いない。
[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

































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