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【函館・亀田八幡宮訪問レビュー】歴史と自然が息づく癒やしの空間

【函館・亀田八幡宮訪問レビュー】歴史と自然が息づく癒やしの空間

函館の市街地に、こんなにも静かで自然豊かな場所があったなんて。それが、先日訪れた亀田八幡宮での一番の感想です。鳥居をくぐった瞬間、すっと空気が変わり、神聖な雰囲気に包まれて心が落ち着いていくのを感じました。訪れたのは秋が深まり始めた10月下旬。紅葉しかけの木々が、穏やかな日差しに照らされてキラキラと輝いていました。

この記事では、私が実際に亀田八幡宮を訪れて感じた魅力や見どころ、アクセス情報、そして少し気になった点まで、これから訪れる方の参考になるように、正直なレビューをお届けします。

そもそも亀田八幡宮ってどんな場所?

600年以上の歴史と箱館戦争終結の地

亀田八幡宮は、ただ美しいだけの神社ではありません。その歴史は古く、なんと室町時代の1390年(明徳元年)に、福井県の気比神宮から八幡大神の御分霊をお迎えしたのが始まりとされています。北海道でも有数の古い歴史を持つ神社です。

御祭神は、武運の神様として知られる誉田別命(ほんだわけのみこと)。勝運や厄除け、家内安全など、さまざまなご利益があると言われ、地元では「かめはち」や「八幡さん」の愛称で親しまれています。

基本情報

2025年10月現在の情報です。お出かけの際は、公式サイト等で最新情報をご確認ください。

神社名亀田八幡宮(かめだはちまんぐう)
所在地北海道函館市八幡町3-2
御祭神誉田別命(ほんだわけのみこと)
アクセス函館バス「宮前町」バス停下車 徒歩約5分 JR函館駅から車で約10分 五稜郭公園から徒歩約25分
駐車場あり(無料)。八幡通沿いに広いスペースがあります。
御朱印受付時間8:30~17:00
公式サイトFacebook公式ページ

実際に訪れて感じたリアルな魅力

街の喧騒を忘れる、清らかな参道

私が訪れたのは平日の午前11時頃。周辺は住宅街ですが、一歩境内に足を踏み入れると、車の音は遠のき、静寂に包まれます。まず迎えてくれるのが、大きな石造りの鳥居。ここからすでに、空気が違うのを感じます。

参道を進むと、さらに木々に囲まれた鳥居が見えてきます。まるで結界を抜けるように、くぐるたびに心が浄化されていくような不思議な感覚でした。

特に印象的だったのは、手水舎の近くにある小さな石橋です。周りの木々と調和した佇まいがとても美しく、これから向かう本殿へと心を整え、導いてくれるような神聖な雰囲気が漂っていました。

手水舎と石橋

自然が織りなす秋の彩りと心癒される風景

本殿で静かにお参りを済ませた後、境内をゆっくりと散策しました。荘厳な雰囲気の本殿は、背筋が伸びるような清々しい気持ちにさせてくれます。

本殿の高台から参道を見下ろすと、手入れの行き届いた木々と青空のコントラストが目に飛び込んできて、思わず深呼吸したくなるほどの美しさでした。

境内にはたくさんの木々があり、街中とは思えないほど自然豊か。紅葉しかけのモミジはもちろん、まだ青々とした葉も生き生きとしていて、歩いているだけで癒やされます。ふと見上げると、たわわに実った柿や、黄色く色づき始めた銀杏の木が。都会の真ん中で、こんなに豊かな秋の気配を感じられるとは思ってもみませんでした。

次ページ:行く前に知っておきたい!良かった点と少し気になった点

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