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無印良品週間「全品10%オフ」で買うべきは? ネット注文停止のなか、SNSで“攻略法”が白熱

無印良品週間「全品10%オフ」で買うべきは? ネット注文停止のなか、SNSで“攻略法”が白熱

異例の「店舗限定」で始まった無印良品週間

年に数回、多くのファンが心待ちにする「無印良品週間」が、2025年10月24日(金)から11月3日(月・祝)までの期間で始まった。無印良品のメンバー(MUJI Card会員やMUJI passportアプリ利用者など)であれば、期間中、ほぼすべての商品が10%オフになる恒例のキャンペーンだ。

しかし、今回はいつもと様子が違う。公式に発表されている通り、今回のセールは全国の実店舗のみが対象となり、多くの利用者が頼りにしてきたネットストアでの開催は見送られた

この異例の事態は、消費者の購買行動にも少なからず影響を与えているようだ。

なぜネットストアは対象外?背景にある「物流障害」

今回のネットストアでのセール中止の背景には、深刻なシステムトラブルがある。無印良品を展開する良品計画がECサイトの物流業務を委託しているアスクル株式会社の物流子会社が、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃を受けたのだ。この影響で、無印良品の公式ネットストアは10月19日から注文受付を全面的に停止している。

良品計画はアスクルへの物流委託比率が高かったため、この障害が直撃する形となった。幸いなことに、実店舗への在庫配送は別ルートで確保されており、店舗運営への直接的な影響は限定的とされている。とはいえ、普段ネットストアを主戦場としていた消費者にとっては、戦略の練り直しを迫られる事態となった。

SNSでは三者三様の声。「買い出し」「攻略」「不満」が交錯

この状況を受け、XやInstagramなどのSNSでは、さまざまな声が飛び交っている。大きく分けると、以下の3つの反応に集約されるだろう。

一つ目は、「待ってました!」とばかりに店舗へ足を運ぶ「買い出し」派。特に週末はレジに長蛇の列ができた店舗も多く、その熱気が伝わってくる。

「無印良品週間、初日に参戦!欲しかったパジャマとカレーをゲット。やっぱり店舗で見るのは楽しい。」(Instagramユーザー)

二つ目は、混雑を避け、効率よく買い物をするための「攻略」派だ。情報交換や、「事前にアプリで買うものリストを作っておくべき」といったTipsが共有されている。

そして三つ目は、やはり「ネットで買えないのは不便」という「不満」の声だ。大型家具や、かさばる日用品をまとめ買いしたい層、あるいは近くに店舗がない地方在住者からは、落胆の声が上がっている。

「無印良品週間、店舗限定か…。収納ケースを大量に買いたかったのに、車がないから無理だ。早くネットストア再開してほしい。」(Xユーザー)

このように、今回の無印良品週間は、消費者の置かれた状況によって受け止め方が大きく異なる、まさに三者三様の様相を呈している。

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