
結論から言います。昨日2025年9月18日のアップデートでついに参戦した「鬼舞辻無惨」は、かなり難しく、しかし使いこなせれば間違いなく最強だと感じさせる、まさに鬼の始祖にふさわしいキャラクターでした。
この記事では、配信当日からオンライン対戦で無惨様を使い倒してみた筆者が、そのリアルな使用感、強みと弱点、そしてこのキャラクターが持つ唯一無二の魅力について、レビューしていきます。
実際にプレイしてみて、壱:無惨様との格闘記
正直なところ、最初の数分は心が折れかけました。無惨の技は一つ一つが特殊で、コンボも直感的ではありません。自由度が高い反面、「どう動けばいいんだ?」と頭を抱える時間が続きました。オンラインに潜れば、当然そこは無惨様だらけ。しかし、そのほとんどが私と同じように、その性能を持て余している印象でした。
転機が訪れたのは、ある特性に気づいた時です。それは、オンラインの通信遅延を逆手に取った「透明化による奇襲」。姿を消して相手の死角から現れる動きは、予測が難しく非常に強力です。そして、もう一つが「掴み技」。発生が速く、リターンも大きいこの技を戦術の軸に据えたことで、ようやく光明が見えてきました。使いこなすまでの道のりは険しいですが、その分、一つの戦術がハマった時の達成感は格別です。
実際にプレイしてみて、弐:良かった点と気になる点

良かった点:触れたら終わりの超火力と演出
無惨最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な火力にあります。一度攻撃が当たれば、そこから叩き出されるダメージはまさに悪夢。体力ゲージが一気に溶けていく様は、相手に絶望感を与えるのに十分です。鬼ならではの「解放」による体力回復や特殊技の強化も、柱たちにはない大きなアドバンテージ。原作で見せたあの絶望的な強さを、プレイヤー自身の手で再現できるのは最高の体験です。演出も最高にクールで、一挙手一投足が「無惨様」そのものです。
気になる点:脆すぎる防御と操作の癖
一方で、大きな弱点も抱えています。それは防御面の脆さ。いわゆる「ガラスキャノン(攻撃は高いが打たれ弱い)」であり、一度相手のコンボに捕まると、あっという間に窮地に立たされます。攻めている時は最強ですが、守りに回ると一気に苦しくなる。この極端な性能が、無惨の難易度をさらに引き上げています。癖の強い技の数々をマスターし、いかに相手に触らせずに攻め続けるかが、最強への道筋と言えると思います。
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