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ハーゲンダッツ「マロン&クレームシャンティ」は美味しい?実食レビューでわかる栗とクリームの贅沢感

秋の訪れとともに、コンビニやスーパーのアイスコーナーがにわかに色めき立ちます。その中でも、ひときわオーラを放っていたのが、ハーゲンダッツの新作「マロン&クレームシャンティ」。

先に結論から言わせてください。これは、栗好きならずとも一度は体験すべき「食べる芸術品」です。単なる栗味のアイスと侮るなかれ。スプーンを入れた瞬間から、計算され尽くした秋の物語が始まります。

まずは基本情報をおさらい!「マロン&クレームシャンティ」とは?

このアイス、ただ者ではありません。その名の通り、栗と生クリームを合わせたフランスの伝統的なデザート「マロンシャンティ」から着想を得て作られています。公式ニュースリリースによると、開発担当者の並々ならぬこだわりが詰まっているようです。

  • 商品名: ミニカップ『マロン&クレームシャンティ』
  • 発売日: 2025年9月2日(火)
  • 希望小売価格: 351円(税込)
  • カロリー: 258kcal(1個110mlあたり)
  • 特徴:
    • 風味豊かなスペイン産「焼き栗ソース」
    • 優しい甘みと食感のイタリア産「粒入り栗ソース」
    • 全体を包み込む、コク深い「マスカルポーネ入りミルクアイス」

2種類の栗ソースと、それを引き立てるマスカルポーネチーズ入りのアイス。この時点で、もう美味しい予感しかしませんよね。

【実食】五感で味わう。フタを開けてから最後の一口までの体験記

見た目と香り:秋色のカップと、ほのかに漂う上品な甘さ

まず手に取って、このパッケージの色合いに心を掴まれました。深みのあるブラウンとゴールドが、秋の夜長に楽しむ「ご褒美」感を演出してくれます。

フタを開けると、真っ白なアイスクリームがお目見え。香りは意外にも控えめ。ツンとくるような人工的な香りではなく、ミルクの優しい甘さがふわりと感じられる程度です。

主役である栗の香りは、まだこの段階では隠れているようです。

味わいの変化:主役は「栗」。でも脇役の「マスカルポーネ」がすごい!

一口目。スプーンが触れたのは、マスカルポーネ入りのミルクアイス。これが、もう絶品。ただのバニラアイスではなく、チーズのまろやかなコクとミルキーさが口の中に広がります。食レポのプロも「これだけでも十分に美味しい!」と絶賛するほどの実力です。

そして、食べ進めるうちに主役が登場。ねっとりとした濃厚な「焼き栗ソース」が顔を出し、一気に栗の風味が花開きます。まるで上質なモンブランのクリーム部分を食べているかのよう。

甘さはしっかりありますが、アイスの控えめな甘さが栗の風味を際立たせ、見事なバランスを保っています。

食感のアクセント:「ほっくり」と「ねっとり」の二重奏

このアイスの真骨頂は、食感の楽しさにあります。なめらかなアイスと、ねっとり甘いソース。それだけでは終わりません。時折、スプーンに「ほっくり」とした感触が。そう、粒々のマロンダイスです!

この小さな栗の粒が、単調になりがちな食感に心地よいアクセントを加えてくれます。GIGAZINEのレビューでも「飽きさせない作り」と評されていましたが、まさにその通り。一口ごとに新しい発見がある、そんな楽しさがあります。

ひとつだけ、体験者からのアドバイス。冷凍庫から出してすぐは、少し硬くてスプーンが入りにくいかもしれません。ここは焦らず、室温で5分ほど「待ち」の時間を作るのがおすすめです。

少しだけ表面が柔らかくなった頃が、アイスのなめらかさと栗の風味を最高に楽しめるゴールデンタイムですよ。

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