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YOSHIKI「3度目の首の手術から復活」、再びファンの接触で右手を負傷。スタッフ発表に隠された切実な願い

「3度目の首の手術」を経て…特別な公演に潜むリスク

今回の公演は、YOSHIKIにとって特別な意味を持つ。スタッフの発表によれば、「この10公演は、3度目の首の手術を経て行う復活の公演でもあります」とのことだ。長年の激しいドラムプレイにより、彼の身体は満身創痍の状態にある。幾度もの大手術を乗り越え、ようやくたどり着いた復活の舞台。その最中に起きた今回の負傷は、本人やスタッフ、そして多くのファンにとって痛恨の出来事であったに違いない。

「残り7公演を無事に乗り越えられるよう、YOSHIKI本人へ接触される機会がある際は優しくお願いいたします。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」
― YOSHIKIスタッフ公式Xより

この切実な訴えは、単なる注意喚起ではない。アーティストの未来を守るための、悲痛な叫びにも聞こえる。

SNSに広がる心配の声と、アーティストとファンの「距離感」

このニュースが報じられると、SNS上ではファンから「YOSHIKIさん心配です」「YOSHIKIさんの優しさを踏みにじるような行為は絶対してはいけません」といった、YOSHIKIの身を案じる声や、原因となった行為への批判が相次いだ。YOSHIKI自身もスタッフの投稿をリポストしており、事態の深刻さを物語っている。

アーティストがファンに歩み寄る。その距離が近ければ近いほど、熱狂は高まる。しかし、その熱狂が一線を越えることもあり、ハイリスクとなる。今回の出来事は、応援とは何か、そしてファンとアーティストが保つべき適切な距離感とはどうあるべきか、改めて社会に問いかけている。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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