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鬼滅の禰豆子から朝ドラ『ばけばけ』ヒロインへ——ネクストブレイク女優・髙石あかりとは?

業界が認める「憑依型」の演技

髙石の演技は、しばしば「憑依型」と評される。役柄に深く没入し、キャラクターそのものになりきるスタイルだ。その実力は、『ばけばけ』の制作陣も認めるところである。制作統括の橋爪國臣くみおに氏は、彼女の演技について「自然すぎて(演技なのか素なのか分からず)撮影が止まったことがある」と絶賛している。このエピソードは、彼女が持つ天性の才能を物語っている。
一方で、その人柄は非常に謙虚で真摯だといい、現場での評判もすこぶる高い。高い演技力と、誰からも愛される人間性。この二つが、彼女を次なるステージへと押し上げる原動力となっている。

2025年秋、朝ドラ『ばけばけ』で日本中を魅了する

いよいよ今秋から始まる『ばけばけ』は、明治時代に生きた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルにした物語だ。髙石は、怪談話を愛する没落士族の娘・松野トキを演じる。

夫となるヘブン役のトミー・バストウや、物語の鍵を握る英語教師役の吉沢亮など、個性豊かなキャスト陣との共演も注目される。
急速に西洋化が進む時代の中で、名もなき人々の物語に光を当てていく夫婦の姿を描く本作。髙石あかりという女優が、日本の朝にどのような新しい風を吹き込むのか、期待は高まるばかりだ。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

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