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2025年夏、Netflixで配信されたオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」(通称:タイプロ)から、新ユニット「ROIROM(ロイロム)」が誕生した。
メンバーは、番組で惜しくもデビューを逃したファイナリスト、浜川路己と本多大夢の2人。彼らは「落選組」ではなく、ファンの熱烈な支持によって新たな道を切り開いた「もうひとつの勝者」と言えるだろう。
本記事では、その誕生の背景と未来の可能性を多角的に分析する。
「敗者」ではなく「もうひとつの勝者」- ファンの声が生んだ逆転劇
「timelesz project -AUDITION-」は、人気グループtimelesz(旧Sexy Zone)が主催し、新たなメンバーを選抜する過程を追ったドキュメンタリー番組だ。最終的に選ばれたメンバーはtimeleszの新メンバーとしてデビューを勝ち取った。しかし、物語はそこで終わらなかったのである。
ファイナリストとして最後まで激しい競争を繰り広げた浜川と本多。彼らの高いパフォーマンス能力と、カメラの前で見せる飾らない人間性は多くの視聴者の心を掴んだ。
番組終了後、SNS上では「この2人の才能が埋もれるのは惜しい」「ユニットを組んでほしい」といった声が爆発的に増加。その熱量は、単なる感想の域を超え、ひとつの大きな世論を形成していった。
このファンの声こそが、ROIROM誕生の最大の原動力となったのだ。これは、視聴者が単なる受け手ではなく、物語の続きを創造する当事者となり得ることを示した、現代的な「逆転劇」である。
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