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Netflix配信で話題再沸騰!綾瀬はるか“イメージ激変”『リボルバー・リリー』のダークヒロインぶりがすごい

(C)2023 “Revolver Lily” Movie Production Committee

2023年に劇場公開された行定勲監督の映画『リボルバー・リリー』が、現在(2025年8月)Netflixで配信され、再び大きな注目を集めている。中でも話題の中心は、主演・綾瀬はるかが見せた壮絶なまでのイメージチェンジだ。国民的女優が挑んだ「映画史上最強のダークヒロイン」の姿は、なぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか。

「清楚」から「冷徹」へ。ビジュアルが語る綾瀬はるかの新境地

綾瀬はるかといえば、多くの人が思い浮かべるのは、柔和な笑顔と、どこか天然な愛らしさを感じさせるキャラクターだ。ドラマ「ホタルノヒカリ」の“干物女”や、大河ドラマ「八重の桜」で見せた芯の強い女性像など、そのキャリアは常に「陽」のイメージと共にあった。しかし、本作で彼女が演じたのは、元敏腕スパイ・小曾根百合。3年間で57人を殺害したという過去を持つ、影を背負った人物だ。

物語の舞台は1924年の帝都・東京。百合は過去を隠し、小さなバーの女主人として静かに暮らしていた。だが、陸軍資金の鍵を握る少年・慎太(羽村仁成)との出会いが、彼女を再び血なまぐさい戦いの渦中へと引きずり込む。メガホンを取った行定勲監督は、『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる人間ドラマの名手。彼の手によって、単なるアクション映画に留まらない、百合の心の葛藤や人間性が深く描かれている。

話題の核心は「ショートボブ」の衝撃

今回の再注目のきっかけとして、特にSNSで言及が多いのが綾瀬のビジュアル、とりわけその髪型である。本作で彼女は、トレードマークとも言えたロングヘアをばっさりと切り、クールなショートボブ姿を披露した。これは単なる役作りを超え、彼女が長年築き上げてきた「清楚で、おっとりとした」パブリックイメージそのものへの挑戦とも言える。

役柄がダークヒロインだからイメージが激変した、という単純な話ではない。むしろ、多くの視聴者が慣れ親しんだロングヘアの綾瀬はるかという“前提”があったからこそ、銃を構えるショートボブ姿が強烈なギャップを生み、「こんな綾瀬はるか、見たことない」という新鮮な驚きにつながったのだ。このビジュアルの変貌こそが、物語の説得力を一層高める重要な要素となっている。

映画『リボルバー・リリー』とは?

本作は、長浦京の同名小説を原作とするアクション大作だ。綾瀬の脇を固めるキャストも、長谷川博己、シシド・カフカ、豊川悦司など、実力派が揃う。大正末期のモダンで退廃的な東京の空気を再現した美術や衣装も見どころの一つ。綾瀬はるかは、S&W M1917リボルバーを手に、陸軍の精鋭部隊を相手に壮絶なアクションを繰り広げる。

以下の予告編映像からも、その激しいアクションと作品の持つ独特の雰囲気が伝わってくるだろう。

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