
(C)「にこにこ・ぷん NEO」製作委員会/スタジオじゃぴぽ
1982年から10年間にわたり、多くの子どもたちを魅了したNHK『おかあさんといっしょ』の人形劇『にこにこ、ぷん』。その人気キャラクターたちが、30年以上の時を経て令和の時代に帰ってくる。しかし、その舞台はブラウン管ではなくYouTube。声優や楽曲も一新した『にこにこ・ぷん NEO』として、新たな物語として動き始めた。
今回の復活は、オリジナルをそのまま再放送するのではない。現代の子どもたち、そしてかつての子どもたちである大人世代にも響くよう、大胆な刷新が図られているのが最大の特徴である。
『にこにこ・ぷん NEO』は、過去に放送された2000話以上の中から厳選されたエピソードを基に再構成される。じゃじゃ丸役に木暮晃石、ぴっころ役に伊藤ちゆり、ぽろり役に藤崎龍といったフレッシュな声優陣を起用。一方で、オリジナル版で「ぽろり」を演じたベテラン声優の中尾隆聖が、今作では「かしの木おじさん」役で参加するという、ファンにはたまらない配役も実現した。音楽も、164や40mPといった現代の音楽シーンで活躍するクリエイターが参加し、懐かしのメロディーに新たな息吹を吹き込む。
最も大きな変化は、主戦場の変化だ。新作はテレビ番組内での放送ではなく、公式YouTubeチャンネルで配信される。2025年8月7日にティザー映像が公開され、本編は8月23日から順次配信が開始される予定だ。これは、現代の親子がコンテンツに触れる主要なプラットフォームの変化に対応した、現代的なアプローチとなっている。
放送終了から30年以上。なぜ今、『にこにこ、ぷん』なのだろうか。その背景には、世代を超えて共有できるコンテンツとしての価値と、SNS時代の情報拡散力が密接に絡み合っていると考える。
【情報解禁】
伝説の人形劇『にこにこ、ぷん』が、令和に復活!
『にこにこ・ぷん NEO』として公式YouTubeチャンネルを開設しました。
ティザー映像を公開中!本編は8月23日(土)より順次配信開始です。チャンネル登録よろしくお願いします!
次のページ:何故今「にこにこ、ぷん」なのか
コメントはこちら