松井裕樹、地区S全4試合登板もパドレス敗退 「ゼロで帰ってこられたのでよかった」

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パドレスが現地7日(日本時間8日)、本拠地ペトコ・パークでのナ・リーグ地区シリーズ第4戦でブルワーズに1-3で敗れ、1勝3敗で敗退した。松井裕樹はこのシリーズ4試合すべてに登板し、第4戦も5回2死一、二塁のピンチを左飛で断った。「ゼロで帰ってこられたのでよかった」。今季のポストシーズンは5試合で防御率0.00だった。
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4連投目は5回2死一、二塁のピンチ
負ければシーズンが終わる第4戦。パドレスは3回にフェルナンド・タティスJr.の中越えソロで1-1と追いついたものの、5回にジャクソン・チョウリオの中前適時打で勝ち越された。なおも2死一、二塁。ここでマウンドに送られたのが松井だった。
打席には4番のブライス・チュラング。松井はカウント2ボール1ストライクから、90.6マイル(約145.8キロ)の直球を投げ込み、左飛に打ち取った。このイニングで追加点を許さず、投球は1/3回で終わっている。
5試合制のシリーズで、松井の登板は4試合連続。敵地での第1戦は同点の5回から1回を無失点、第2戦は6回途中から1回1/3を投げて1失点(自責点0)だった。本拠地に戻った第3戦では同点の5回2死満塁で登板し、チュラングを遊ゴロに抑えてポストシーズン初勝利を手にしている。
試合後、松井は連投についてこう語った。
「ここまできたら毎日投げるだろうなと思っていた。ゼロで帰ってこられたのでよかった」
スポーツニッポンが伝えたコメントだ。カブスとのワイルドカードシリーズを含め、今季のポストシーズンは5試合に登板して1ホールド、防御率0.00。中継ぎ左腕として、首脳陣の期待に応え続けた。
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打線は3安打、8回の同点弾はフェンス際で消えた
試合は1点を争う展開だった。ブルワーズが3回にギャレット・ミッチェルの中前適時打で先制すると、パドレスはその裏、タティスの一発ですぐに追いつく。だが5回に勝ち越され、6回にはサル・フリリックの犠飛で2点差に広がった。
パドレスの安打は3本だけ。1回に2本を集めたあとは、タティスの本塁打を最後に1本も出なかった。ブルワーズは先発ロバート・ガッサーが4回1失点、2番手アーロン・アシュビーが3回無安打で勝ち投手になり、そのまま逃げ切っている。
最大の見せ場は8回だった。1死一塁からマニー・マチャドが中堅へ大飛球を放つ。同点2ランかと思われた打球を、中堅手ミッチェルがフェンス際でつかみ取った。打ったマチャドは頭を抱えた。
ブルペンは最後まで踏ん張った。7回は守護神メイソン・ミラーが満塁のピンチを無失点で切り抜け、8回からはジョー・マスグローブが2回を無安打無失点に抑えている。それでも、打線が最後まで応えられなかった。
4試合すべてが2点差以内の接戦
シリーズを振り返ると、どの試合も紙一重だった。敵地ミルウォーキーでの第1戦は2-3の逆転負け。第2戦は3-4のサヨナラ負けで、いきなり2連敗となった。
本拠地サンディエゴに戻った第3戦は4-3で取り、松井が勝ち投手になった。だが第4戦は1-3。4試合すべてが2点差以内で決着した。
ブルワーズはレギュラーシーズンで103勝を挙げたチームだ。パドレスは7月下旬に借金3を抱えていたが、後半戦に巻き返してワイルドカード1位を獲得し、カブスとのワイルドカードシリーズを2連勝で突破していた。
球団初のワールドシリーズ制覇には、今年も届かなかった。
メジャー3年目で手にした「幅」
松井にとって、2026年はメジャー3年目のシーズンだった。レギュラーシーズンは勝ちパターンの大事な場面を任され、54試合に登板して防御率1.83。昨年はポストシーズンの登録メンバーから外れたが、今年はブルペンの中心として、シリーズ全試合のマウンドに立った。
第3戦で勝ち投手になった直後には、日テレNEWSの取材に同じ打者と3日続けて対戦する難しさを口にしていた。「そろそろ打たれるんじゃないかという思いで」と明かしたうえで、1日空いたことを理由に「初対戦のつもりで投げました」と話している。毎日のように投げる中で、打者との駆け引きを変えていく。その積み重ねが、4連投の結果につながった。
シーズンを終え、松井は「今年一年で自分の引き出しや、野球選手としての幅みたいなものは広げられたのかなと思う」と語った。
ブルワーズは日本時間12日に始まるリーグ優勝決定シリーズで、3年連続の進出を決めたドジャースと戦う。
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パドレスの一員として3年目を戦い抜いた松井のグッズも出ている。
[文/構成 by スポーツライター TAKU]







































































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