宇宙戦艦ヤマト新作、タイトルは『宇宙戦艦ヤマト√2199』 庵野秀明が監督、出渕裕が共同監督、Production I.Gとスタジオカラーが制作

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庵野秀明が手がける『宇宙戦艦ヤマト』の新作劇場アニメのタイトルが、きのう6日、『宇宙戦艦ヤマト√2199(ルート2199)』と発表された。庵野が企画・製作総指揮・監督を務め、『宇宙戦艦ヤマト2199』で総監督だった出渕裕が共同監督に入る。アニメーション制作はProduction I.Gとスタジオカラーの初の共同制作で、公開時期は決まり次第発表される。
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タイトルは『√2199』、ヤマト52周年の記念日に発表
発表は10月6日の朝。1974年10月6日に最初のテレビシリーズが始まってから、ちょうど52年となる記念日に合わせた。作品の公式サイトと公式Xで発表され、Production I.Gとカラーの両社も同じ内容を自社サイトで告知している。
作品は劇場長編アニメーションだ。庵野秀明(66)が企画・製作総指揮・監督を務め、出渕裕(67)が共同監督を担う。スタッフ表では、2人がそれぞれ「監督・デザインワークス」としても名を連ねた。
| 役職 | 名前 |
|---|---|
| 原作 | 西﨑義展 |
| 企画・製作総指揮 | 庵野秀明 |
| 企画 | 石川光久 |
| 監督・デザインワークス | 出渕裕 |
| 監督・デザインワークス | 庵野秀明 |
| 制作プロダクション | Production I.G × スタジオカラー |
| 製作 | シン・オフィス・アカデミー |
あわせて公開されたティザービジュアルには、荒廃した大地から宇宙へ向けて発進しようとするヤマトが描かれた。ストーリーやキャスト、公開時期はまだ明かされていない。
2024年10月の発表から2年、タイトルが決まった
新作の話は、2年前に始まっていた。カラーは2024年10月6日、ボイジャーホールディングスから『宇宙戦艦ヤマト』をベースにした新作アニメ映像を作る権利を与えられ、東北新社からも著作権の利用許諾を得たと発表。2025年からのプロダクション開始を目標に、新作劇場作品の企画を進めていると明かした。
庵野はこの日の「宇宙戦艦ヤマト」50周年記念上映のイベントで、自ら新作の制作を報告している。オリコンニュースによると、壇上では「平たく言うと、僕が新作を作ることができるようになった」と話し、この日に言わせてほしいと自分で予定に入れたことも明かしていた。
一方で、カラーは当時、新作が『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まるリメイクシリーズとは「異なる航路を進む作品」だと説明している。庵野は同年10月13日にカラーの公式サイトで、ヤマトにはテレビ版・劇場版・漫画版など「同時に複数の世界が存在」してきたとつづり、新作は「次の100周年に継続する可能性の高い作品群にするべく心掛けています」と書いた。
今回の発表資料によると、作品は2024年から製作している。庵野は1960年生まれで、中学2年のときにヤマトと出会った。
「少年の時の夢を叶える為だけでなく、自分達が次世代や同世代への祈りや願いを込めたヤマトを作り続けたい。その想いで製作しています」
発表に寄せたコメントは、この短い2文だけだった。
『怪獣8号』でも組んだ2社、制作プロダクションとしては初
制作を担うProduction I.Gとスタジオカラーは、今回が初の共同制作となる。
2社には以前から接点があった。2024年に放送されたTVアニメ『怪獣8号』では、Production I.Gがアニメーション制作、スタジオカラーが怪獣デザイン&ワークスを担当している。2025年7月には、I.Gの親会社・IGポートが、庵野を同年8月21日付でProduction I.Gの取締役に迎える人事を発表した。
ただ、2社が並んで制作プロダクションに名前を出すのは今回が初めて。『攻殻機動隊』シリーズなどで知られるI.Gと、『エヴァンゲリオン』シリーズのカラーが、ヤマトで手を組む。企画には、I.Gを後藤隆幸とともに創業した石川光久も入った。
出渕裕は『2199』で総監督、再びヤマトの監督席へ
共同監督の出渕裕は、ヤマトとの縁が深い。2012年から劇場で章ごとに上映され、2013年4月からMBS・TBS系でテレビ放送されたリメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』で総監督を務めた。メカニックデザイナーとしては『機動警察パトレイバー』シリーズなどで知られる。
U-NEXTでは、『宇宙戦艦ヤマト2199』のTV版全26話が見放題で配信されている。新作のタイトルにも入った「2199」の物語を、先に見返しておくこともできる。
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『2199』は全26話を7章に分けて劇場で先行上映し、上映が続くなかでテレビ放送も始まる形で公開された。1974年の第1作をベースに、ガミラスの攻撃で滅亡の危機にある地球を救うため、ヤマトが16万8000光年先のイスカンダルを目指す。
『2199』から続くリメイクシリーズは、いまも続く。最新作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、最終章となる第七章「虹色の輪廻」が10月30日から劇場で上映される予定だ。
新作のタイトルは、出渕が総監督を務めたリメイク版と同じ「2199」に、「√(ルート)」を付けた形になった。2つの作品がどうつながるのかは、まだ明かされていない。
公開時期は未定、9日発売のニュータイプに両監督のインタビュー
公開時期は決まり次第、発表される。次の情報は、10月9日発売の「月刊ニュータイプ」11月号に載る。公式サイトによると、通巻500号記念として庵野と出渕の両監督によるスペシャルインタビューが掲載され、初めて公開されるヤマトのイラストも載る。
ティザーポスターの掲出も始まる。東京・池袋のEVANGELION STORE TOKYO-01では9日夕方から、神奈川・箱根湯本の「箱根湯本えゔぁ屋」では10日夕方から、公式サイトが「最速掲出」と案内している。
中学2年でヤマトに出会った庵野は、66歳で自らヤマトの監督席に座る。どんな航路を選ぶのか。最初の手がかりは、9日発売のニュータイプに載る。
[文/構成 by エンタメライター 真柴 ことね]








































































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