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六本木のこんなところに神社が?!千年以上の歴史ある「朝日神社」参拝記

【体験レビュー】都会のオアシスで感じたこと

ここからは、私が実際に参拝して心に残ったポイントをレビュー形式でご紹介します。

心落ち着く境内と美しい社殿

鳥居をくぐり、細長い参道を進むと、まずその静けさに驚かされます。

空気感が少し変わった感覚があります

車の音や人々の話し声が遠のき、心がすっと落ち着いていくのを感じました。境内は決して広くはありませんが、手入れが行き届いており、清々しい空気が流れています。

奥に社殿が見えます

拝殿は白木造りで、紫色の幕や色鮮やかな旗がとても美しく、思わず写真に収めたくなる「映える」光景です。

美しい社殿。見惚れてしまいますね。
社殿右側にある手水舎

私が訪れたときも、何人かの参拝者が静かに手を合わせていました。こぢんまりとした神社ですが、ひっきりなしに人が訪れる様子から、地域の人々や多くの参拝者に愛されていることが伝わってきます。

神拝詞(しんぱいし)
神様を拝む際に唱える言葉です。

また、この神社では毎日朝8時から「朝拝(ちょうはい)」、夕方5時から「夕拝(ゆうはい)」が行われており、誰でも参列できるそうです。日々の祈りを大切にする神社の姿勢に、とても感銘を受けました。

四季を彩る年中行事と地域との繋がり

朝日神社では、年間を通じて様々な行事が行われています。夏詣というものも行われているんですね。

夏詣の提灯

特に有名なのが、毎年7月上旬に開催される「ほおずき市」です。境内には鮮やかな朱色のほおずきが並び、夏の訪れを感じさせてくれます。この時期限定の御朱印も授与されるとあり、多くの人で賑わいます。

また、秋には例大祭や子ども神輿、11月23日の新嘗祭(にいなめさい)にはおもちつき大会や芋煮会が開かれるなど、地域に根差したアットホームな催しも魅力です。

私が2訪れた時もお祭りの案内が掲示されており、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきそうでした。

デザイン豊富な御朱印とお守り

参拝の楽しみの一つが、御朱印やお守りですよね。朝日神社の御朱印は、力強い墨書きが特徴で、月替わりの限定御朱印などもあり、コレクションする楽しみもあります。黒や金を基調としたデザインは、他ではあまり見ない「かっこいい」印象を受けました。

ただし、御朱印帳に直接書いていただく「直書き」は、1日50名限定とのこと。希望される方は、早めの時間に訪れるのが良さそうです。受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。

お守りの種類も非常に豊富で、開運厄除や金運、縁結びといった定番のものから、六本木という土地柄を反映した「技能上達御守」まで揃っています。龍がデザインされたこのお守りは、クリエイティブな仕事や習い事をしている方にぴったりだと感じました。

参拝して感じたメリット・注意点

実際に訪れてみて感じた、朝日神社の良い点と、訪れる際に少し気にしておくと良い点をまとめてみました。

良かった点(メリット)
・六本木駅から徒歩数分というアクセスの良さ。
・都会の真ん中とは思えないほど静かで、心が落ち着く空間。
・社殿や境内が美しく、写真映えもする。
・御朱印やお守りの種類が豊富で、選ぶ楽しみがある。
・ほおずき市など、季節ごとの行事が魅力的。

気になった点(注意点)
・境内はコンパクトなので、滞在時間は比較的短めになるかも。
・御朱印の直書きは人数制限があるため、確実に欲しい場合は早めの訪問が必要。
・芋洗坂の途中にあり、少し坂を上る必要がある。

全体として、デメリットと感じる点はほとんどありませんでした。むしろ、このコンパクトさが、気軽に立ち寄れる魅力に繋がっていると感じます。

六本木を訪れたなら、ぜひ立ち寄りたい場所

六本木の朝日神社は、華やかな街のイメージの裏に隠された、心安らぐパワースポットでした。千年の歴史が育んだ神聖な空気と、地域に開かれた温かい雰囲気が共存するこの場所は、忙しい日常から少し離れてリフレッシュしたい時にぴったりの場所です。

この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと、六本木の新たな一面を発見し、清々しい気持ちになれるはずです。参拝の際は、日々の感謝を伝え、心静かに祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。

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