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【三重旅行モデルコース】伊勢神宮から赤福茶屋まで!伊勢海老と絶景旅館「海の蝶」を満喫

【1日目 午後】おかげ横丁散策と「赤福」での甘味休憩

お腹も心も満たされた後は、内宮の門前町「おはらい町」とその中ほどにある「おかげ横丁」へ。江戸から明治期にかけての伊勢路の建築物が移築・再現されており、まるでにタイムスリップしたかのよう。

たくさんの土産物店や飲食店が軒を連ね、歩いているだけでワクワクします。

心も体も温まる、絶品の「赤福ぜんざい」

散策で少し疲れたら、甘いもので一休み。伊勢名物といえば、もちろん「赤福」です。

今回は、おかげ横丁にある赤福の茶屋で、冬期限定の「赤福ぜんざい」をいただきました。

赤福のぜんざい
手前の和菓子は期間限定<栗きんとん>

こんがりと焼かれたお餅が、上品な甘さのぜんざいの中に。一口食べると、お餅の香ばしさとサクッとした食感、そしてとろりとしたこし餡の優しい甘さが口いっぱいに広がります。これは、最高に幸せな味…!

セットでいただいた抹茶のほろ苦さが、ぜんざいの甘さを一層引き立ててくれます。私が訪れた9月下旬は、秋限定の栗を使った和菓子も並んでいました。

赤福が手掛ける「五十鈴茶屋」では、季節ごとに様々な和菓子が登場するので、訪れるたびに新しい味に出会えるのも魅力ですね。

ちなみに「赤福ぜんざい」は例年10月上旬頃から翌年4月頃までの提供だそうです。

【宿泊】絶景と癒しの宿「旅荘 海の蝶」で過ごす特別な時間

一日の締めくくりは、鳥羽の岬に佇む温泉旅館「旅荘 海の蝶」。言葉通り、館内の至る所から美しい伊勢湾を望むことができます。

ロビーに足を踏み入れた瞬間、大きな窓の向こうに広がる紺碧の海に、旅の疲れも吹き飛びました。

目の前に広がるプライベートビーチと海の絶景

この宿の最大の魅力は、なんといってもそのロケーション。広大な敷地内には手入れの行き届いた庭園があり、その先にはなんとプライベートビーチが広がっています。

チェックイン後、夕食までの時間に浜辺を散策したのですが、聞こえるのは穏やかな波の音だけ。まるで自分たちのためだけにあるような贅沢な空間で、ゆっくりと夕日が沈むのを眺める時間は、何物にも代えがたい特別なひとときでした。

テラスには赤く色づき始めたコキアなどの可愛らしい植物も植えられていて、細やかな心遣いが感じられます。

部屋の窓からも、露天風呂からも、ただただ美しい海を眺めながら、心からリラックスすることができました。

良かった点・少し気になった点

良かった点:やはりプライベートビーチで過ごす非日常的な時間と、どこにいても海を感じられる開放的な空間は最高でした。スタッフの方々のおもてなしも素晴らしく、心から寛げます。

気になった点:強いて挙げるなら、伊勢市中心部や伊勢神宮からは少し距離があるため、車がない場合は電車の時間などをしっかり計画する必要があるかもしれません。

鳥羽駅からの送迎バスもあるので、上手に利用するのがおすすめです。(※2025年9月29日現在、送迎バス乗り場が一時変更になっているようです)

三重旅行を計画中のあなたへ:旅のヒントとアドバイス

  • 伊勢神宮は早朝参拝がおすすめ:日中は観光バスなどで大変混雑します。特に休日は午前10時頃から人が増えるので、静かな雰囲気で参拝したいなら朝早い時間が狙い目です。
  • 歩きやすい靴は必須:伊勢神宮の境内は広く、玉砂利の上を歩きます。おかげ横丁の散策も考えると、履きなれた歩きやすい靴が絶対に必要です。
  • グルメは予約が賢明:人気の飲食店は混雑が予想されます。特に「大喜」さんのような有名店は、事前に予約しておくとスムーズです。
  • 「朔日餅(ついたちもち)」を狙うなら:毎月1日にだけ販売される特別な赤福「朔日餅」。前日から整理券が配られるほどの人気なので、もし狙うなら入念な計画が必要です。

忘れられない、心に刻む旅の記憶

神聖な場所で歴史に触れ、その土地ならではの美食に感動し、美しい自然の中で心身を解き放つ。今回の三重旅行は、まさに五感を満たす「大人の修学旅行」のようでした。日常から少し離れて、自分を見つめ直したり、大切な人と特別な時間を過ごしたいと思っている方に、心からおすすめしたい場所です。

この記事が、あなたの「一生に一度」の旅のきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。次の休日は、あなたも三重で心満ちる旅を体験してみませんか?

[文/構成 by MEDIA DOGS編集部]

※本記事は訪問時の情報をもとに作成しています。サービス内容や営業時間、料金等は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトや店舗にご確認ください。

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